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芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...ウォタア・ラレイに一任することができようか? そういう情報が...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ともかくも会へ一任する旨を答えて帰りました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...今後共貴君のお計らいに一任するから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その上にもちろんできた句の採否もその人に一任するとして進行したらどうであろうか...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...之は婦人雑誌に一任するとして...
戸坂潤 「社会時評」
...だが吾々はそのような感官の位置に就いては問題を感覚生理学か解剖学に一任することにしよう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...妻の都合のよいように一任する...
外村繁 「澪標」
...殆んど考えもせずに一任するのでした...
豊島与志雄 「画舫」
...後(あと)を挙(あ)げて夫人に一任するとなると...
夏目漱石 「明暗」
...人々の想像に一任するより外(ほか)は無い...
沼田一雅 「白い光と上野の鐘」
...万事、君に一任する...
森本薫 「華々しき一族」
...それ故今のままで職人たちに凡てを一任する事は冒険なのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ただ我々はそんな概括論に一任する前に...
柳田国男 「海上の道」
...すべてを貴所に御一任する」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...伝奏屋敷に参って、諸道具引揚げと、お役代りへの明渡(あけわたし)の件、貴公に一任する、すぐ行けっ』『承知しました』惣右衛門は駈けて行った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...貴僧に一任するといたそう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...遂に宣教師の追放に関しては内裏に一任するという返書を書かしめるに至った...
和辻哲郎 「鎖国」
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