例文・使い方一覧でみる「一人ずつ」の意味
スポンサーリンク...それよりも不思議なのはその実は核（さね）のあるところに美しい赤児（あかご）を一人ずつ... 
芥川龍之介 「桃太郎」
...あのとき私たちは一人ずつ診察をうけたのです」「おや...
海野十三 「海底都市」
...日本の青年と少女とが一人ずつ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...その人の推薦に従って毎日一人ずつ...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...両方ともに一人ずつ残って坐っていた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...しかし一人ずつ二階へ呼びあげて占（み）るので...
徳田秋声 「仮装人物」
...家十軒ごとに兵隊一人ずつ出させました...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...店中の者を一人ずつ縛り上げた上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ここへ一人ずつ呼んでくれないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一人ずつ呼んで来るがいい」「ヘエ――」ガラッ八は飛んで行ったと思うと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一人ずつ抱いて行って投げこんだ...
久生十蘭 「海難記」
...一人ずつ一人ずつで苦しむために生まれて来たんだ...
三好十郎 「胎内」
...その四つ角の兩側に洋服を着た男が一人ずつ立つていた...
三好十郎 「肌の匂い」
...一人ずつが性格的になろうとしたりするとき...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...後には止めどもなく一人ずつ減じて行くのかを...
柳田国男 「海上の道」
...そのうちに侍が一人ずつ減ってゆき...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...それぞれフランス人の美人を一人ずつ連れていた...
横光利一 「旅愁」
...各浴場ごとに一人ずつついている隊長がそれと見て号令を下す...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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