例文・使い方一覧でみる「一つ家」の意味
スポンサーリンク...一つ家に住んでゐると云ふわけだ... 
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ＥとＵＷの三人は同じ亀戸（かめいど）の一つ家にゐるのだから一緒なのは不思議はないが...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...妻妾一つ家に顔を列べてるのが一向珍らしくなかったのだから...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...一つ家にいてたら安心やよって...
谷崎潤一郎 「卍（まんじ）」
...一つ家に寝起きをしていれば...
徳田秋声 「挿話」
...その時周章（あわ）てたところで仕方がありませんから……あなたは信じて下さいましょうが……あの田舎の優しい母親をこちらへ呼び寄せて一つ家に住みたいのです...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...一つ家に住んでる親子だから...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...人里に遠い平野の中の一つ家としか思われないことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...一つ家の前へ進んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...現に安達の一つ家は...
中里介山 「大菩薩峠」
...今この一つ家の前で見て来たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この一つ家の内外から起りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この老婆が一つ家の鬼婆の変形（へんぎょう）ではなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...妹（いもと）などもああして一つ家に住んでおりますようなものの...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...しかも一つ家に姉妹とよばれた人が...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...一人の源氏だけがさめて一つ家の四方の風の音を聞いていると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まるで野なかの一つ家にでも住んでいるような...
山本周五郎 「おれの女房」
...江戸では一つ家においたこともあるが...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？