...野村 わたしは「銭形平次」はユーモラスな会話で江戸時代の洒落(しゃれ)を出したい...
江戸川乱歩 「探偵小説このごろ」
...ユーモラスで勇猛果敢なロシア人...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...小さくユーモラス 亀家ぽんたん漫才兎(うさぎ)家ひょうたんとあるのが...
高見順 「如何なる星の下に」
...まあユーモラスな気分で観音経を読誦しつゞけた...
種田山頭火 「行乞記」
...△空腹と鼠とシヤモジ――何とユーモラスな事実の題材!これを書きあげるだけのユーモアが私にあるかどうか!やうやく三句・ゆんべの雨がたたへてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...従ってユーモラスでもあり又悪戯好きでもあるようだ...
戸坂潤 「社会時評」
...家庭内のユーモラスな流行語となったであろう...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...僕はユーモラスの微笑を禁じ得なかつた...
萩原朔太郎 「追憶」
...ナンセンス音楽に特有するユーモラスの明朗性もない...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...あるいはユーモラスな手を巧妙に使っている...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...ユーモラスな味があったではなかろうか...
平林初之輔 「四月号の創作三つ」
...なんとなくユーモラスな美しさを持つてゐるではないか...
北條民雄 「独語」
...適当なユーモラスの感も自ずと滲み出て...
牧野信一 「浪曼的月評」
...それよりは「あまかける恋」におけるゲーブルとクロフォードとのユーモラスなものの下に語られる男の真心というようなものの方がさっぱりしていて...
宮本百合子 「映画の恋愛」
...藤江というひとはそういう点ユーモラスです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一心太助の江戸ッ子に於けるソレよりも遥かにユーモラスな...
夢野久作 「近世快人伝」
...またそれらはユーモラスでなければならなかった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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