...ヘナヘナしている...
石川欣一 「可愛い山」
...「ああーッ」私の腰はヘナヘナと床の上に崩れてしまった...
海野十三 「柿色の紙風船」
...ヘナヘナと地上に膝(ひざ)をつきました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...ヘナヘナと床の上へ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...だがすぐヘナヘナと崩れたふざけた調子で「なんだか脅迫されてるみたいだね」「ええ...
高見順 「如何なる星の下に」
...椅子にヘナヘナと崩おれてしまった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...疲れてヘナヘナになつてゐる体を靠(もた)せかけるやうにして...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...お栄の筆跡はヘナヘナでみみずがはったようだが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...甥(をひ)の喜八郎はヘナヘナ野郎で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これからの女性は男のいいなりになるようなヘナヘナではいかん...
久生十蘭 「キャラコさん」
...行こか」「お前のようなヘナヘナが...
火野葦平 「花と龍」
...ヘナヘナとその場へ土下座して...
夢野久作 「名娼満月」
...男は意気地もなくヘナヘナと腰をついて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「まだ! まだ! そんなことで」ヘナヘナになるまでやらせておく...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ところでその茎がヘナヘナしているのと...
和辻哲郎 「地異印象記」
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