...異人の「バンザイ」という声に苦笑して立ち上ると...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...バンザイ以外に、表現が無い...
太宰治 「一燈」
...バンザイを叫んでいるのだろうと思ったら...
太宰治 「一燈」
...群集と共にバンザイを叫んだ...
太宰治 「一燈」
...バンザイだなんて...
太宰治 「正義と微笑」
...ノンキナ ヲヂサン バンザイ!八日ぶりに飯を炊く...
種田山頭火 「其中日記」
...バンザイ大正七年十一月廿五日...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...「目出度(めでた)く凱旋(がいせん)しとくれよ」「身体(からだ)を大事にな、元気で帰るんだよ」友達でない者たちも、出征者についてゆきながら、廊下の終りのとこで、バンザイ、バンザイと浴(あび)せかけた...
徳永直 「工場新聞」
...人望がなくちゃツトまらんさ」みんな「バンザイ」と叫び出したい気持だった...
徳永直 「工場新聞」
...バンザイだ」素ッ裸のまま飛び出して...
野村胡堂 「胡堂百話」
...母親はもううつとりと幸福さうな表情になつて、我が子の顔を眺め、「ほら、バンザイ、バンザアイ、やつてごらん...
北條民雄 「盂蘭盆」
...子供たちは思はず一度にバンザイをとなへました...
槇本楠郎 「文化村を襲つた子供」
...逃げながらバンザイを叫びました...
槇本楠郎 「文化村を襲つた子供」
...私も夢中で「バンザイ!」と叫んでオイオイ泣いた...
宮本百合子 「記憶に残る正月の思い出」
...縁側に走り出してバンザイをとなえた母の腰のまわりでバンザイと云って両手をあげた六つの女の子...
宮本百合子 「菊人形」
...一億一心バンバンザイとね!北村 困るなあ...
三好十郎 「その人を知らず」
...京都の駅前でバンザイを叫んだ人と××の街頭でバンザイを叫ぶ人と顔色が違う...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...現在の「バンザイ」ではどちらつかずの鵺語(ぬえご)となつてゐる...
若山牧水 「樹木とその葉」
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