例文・使い方一覧でみる「ゝ」の意味


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...石が自由になると彼は更に寄生植物を取除(とりの)けにかつた...   石が自由になると彼は更に寄生植物を取除けにかゝつたの読み方
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」

...たとへにも山(やま)が崩(くづ)るとか言(い)ふ...   たとへにも山が崩るゝとか言ふの読み方
泉鏡太郎 「雨ふり」

...此所(こ)には誰(たれ)も入(い)れぬ事(こと)にして...   此所には誰も入れぬ事にしての読み方
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」

...父親(ておや)は毀(こは)れかけた目覚し時計を扱ふやうに懶(だ)らけた頭に矢鱈(やたら)に螺旋(ねぢ)をかけてみたが...   父親は毀れかけた目覚し時計を扱ふやうに懶らけた頭に矢鱈に螺旋をかけてみたがの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...貴方(あなた)が中風(ちゆうぶ)にでも罹(か)つたとか...   貴方が中風にでも罹つたとかの読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...築垣(ついがき)の下(もと)に我知らず彳(たず)みける...   築垣の下に我知らず彳みけるの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...かれ等は次第に國の方へと近づきつ放浪して行つた...   かれ等は次第に國の方へと近づきつゝ放浪して行つたの読み方
田山花袋 「歸國」

...こに携へ歸る迄われ葬禮を行はず...   こゝに携へ歸る迄われ葬禮を行はずの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...三千代は其膝(ひざ)の上(うへ)を見た儘(ま)...   三千代は其膝の上を見た儘の読み方
夏目漱石 「それから」

...鬼になりたくてなりたくて仕樣のないといふ人間――雛妓を追ひ廻して頬摺(ほず)りするのを鬼の役得と心得て居る人間でした...   鬼になりたくてなりたくて仕樣のないといふ人間――雛妓を追ひ廻して頬摺りするのを鬼の役得と心得て居る人間でしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ガラツ八が念入りに縛つた引窓の綱の――土竈(へつひ)の上の折釘のところの――結び目に引つ掛かると...   ガラツ八が念入りに縛つた引窓の綱の――土竈の上の折釘のところの――結び目に引つ掛かるとの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...若黨金太郎とさやかな世帶を持たせてやつた後で...   若黨金太郎とさゝやかな世帶を持たせてやつた後での読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...竹で鐵砲を拵へること...   竹で鐵砲を拵へることゝの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...そのま氣を喪つてしまつたといふことだ...   そのまゝ氣を喪つてしまつたといふことだの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「歌ふ弥次喜多」の七・八日に録音したの放送をきく...   「歌ふ弥次喜多」の七・八日に録音したのゝ放送をきくの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...仕事にかり、昼すぎ迄に二景をあげてしまふ...   仕事にかゝり、昼すぎ迄に二景をあげてしまふの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...きつと明日はお目にかれるでせう...   きつと明日はお目にかゝれるでせうの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...この前後の二章で律して呉れば解る程度の貧しいものばかりしか書いてゐない...   この前後の二章で律して呉れゝば解る程度の貧しいものばかりしか書いてゐないの読み方
牧野信一 「素書」

「ゝ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ゝ」


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