...やっとこさでじぶんの部屋(へや)におちついたとき...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...やっとこさで起きあがると...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...皿のなかの油揚(フライ)山羊ならよいが小猫の肉(み)ならやっとこさで逃げ出しゃれと...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...海に巧者な船頭さんの云うことじゃ」父親はやっとこさと胴の間(ま)へ入って忰(せがれ)の前へ坐った...
田中貢太郎 「参宮がえり」
...お町は後から大きな飯櫃(めしびつ)をやっとこさと拘(かか)えて来た...
田中貢太郎 「春心」
...それでは」広栄は松葉杖を執(と)ってやっとこさと起(た)って...
田中貢太郎 「春心」
...それを右の手に持ちやっとこさと乗ったが...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...わたしやっとこさで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...ゆうべの夜食の席で彼がやっとこさで心に浮びあがらせたあの女の面影が...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...やっとこさいろんなことを見せつけられた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...やっとこさで安樂椅子のうえに起き直った...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...その返事もただやっとこさとうなずくばかりである...
中勘助 「母の死」
...最初の三級は平均点の六十五点も貰(もら)ってやっとこさ通るには通ったが...
「落第」
...今度やっとこさと法事に出掛けてきて...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...やっとこさ三年があすこまでのり出したのに」と云った...
「海流」
...うなりながらやっとこさでよじのぼります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やっとこさ見つけたのは左の一例である...
武者金吉 「地震なまず」
...やっとこさと抜けた腰を伸ばして立ち上りました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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