...人気(ひとけ)のない夜更(よふ)けの大根河岸(だいこんがし)には雪のつもった枯れ柳が一株...
芥川龍之介 「彼 第二」
...しかし彼の道は嫌でも応でも人気(ひとけ)のない天に向つてゐる...
芥川龍之介 「西方の人」
...で勝手のほうにも人気(ひとけ)はなかった...
有島武郎 「或る女」
......
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...人気(ひとけ)のない奥さんの部屋の入口の椅子(いす)のうへにある鋏(はさみ)をつかみました...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...赤革の靴といい……この人気(ひとけ)のない山の中に...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...この人気(ひとけ)のないところに住んでいる娘たちの優しい心持だったのです...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...外遊中は人気(ひとけ)がないので野兎(のうさぎ)が安心して園に巣をつくりました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...夜間とか早朝に人気(ひとけ)のない通りを最大速力で飛ばしていくのだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「最初の苦悩」
...まるで人気(ひとけ)がないように感じられたそうですが...
フランス Anatole France 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...人気(ひとけ)はなれたあたりへ出たらしかった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...人気(ひとけ)も少なく静かな邸(やしき)の中を少将は一人で歩いていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ひとけなき陣屋(じんや)のすみで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――かような人気(ひとけ)のない所へ来て...
吉川英治 「新書太閤記」
...チョロチョロと温泉(ゆ)が湧きこぼれる音のほか別に人気(ひとけ)もないらしいので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人気(ひとけ)は滅している...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...獣小屋を窺(うかが)ってみると人気(ひとけ)はなく...
吉川英治 「源頼朝」
...人気(ひとけ)が感じられなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索