...健康らしいばら色を帯びた容貌(ようぼう)や...
有島武郎 「或る女」
...まんべんなくばら色に輝いている...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...ちいさなばら色の紙を指のまたにはさんで持ちました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...ばら色したしだれやなぎを植えました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...ばら色にも金色にもかがやいていました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...ばら色や草みどり色した大きな貝がらが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...そらのなかにながれてくるばら色の雲にまぎれて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...ばら色のしゅすが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...枯れ羊歯や茨のある部分は濃いばら色がかった褐色に燃えた...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...あるいは、ばら色の頬も、狂的信仰や神秘主義の邪魔にはならない、という人があるかもしれないが、しかし、自分には、むしろアリョーシャが誰にもまして真のレアリストではないかと思われる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...頬には上品な薄ばら色の紅潮がほんのりとさしていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...もうお昼御飯の時からおあずかりしてありましたので」アリョーシャはばら色の小さい封筒を機械的に受け取ると...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...特別にその後ろの席を与えられてるばら色の帽子のきれいな婦人を相手に...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...」四三彼女はいきいきとして、ばら色で、大きな目をもっていて、美しい!小さな長衣を着せられていたが、それがよく似合う...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...屋根はばら色か白と黒のまだらで...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...四壁にはばら色の裸体画が描かれ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...すきとほつたばら色の火がどん/\燃えてゐて...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...高く聳ゆるばら色だつた或る突角...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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