例文・使い方一覧でみる「はしため」の意味

...侍女（こしもと）下婢（はしため）に馴染（なじ）んでは幾人も子を産ませる... 侍女下婢に馴染んでは幾人も子を産ませるの読み方
江見水蔭「備前天一坊」

...女は下婢（はしため）や老人（としより）の中へ身を置いたり... 女は下婢や老人の中へ身を置いたりの読み方
田中貢太郎「宇賀長者物語」

...御者（ぎょしゃ）は懶惰（ぶしゃう）な婢（はしため）の指頭（ゆびさき）から發掘（ほじりだ）す彼（か）の圓蟲（まるむし）といふ奴（やつ）の半分（はんぶん）がたも無（な）い鼠裝束（ねずみしゃうぞく）の小（ちひ）さい羽蟲（はむし）... 御者は懶惰な婢の指頭から發掘す彼の圓蟲といふ奴の半分がたも無い鼠裝束の小さい羽蟲の読み方
シェークスピヤ　William Shakespeare 坪内逍遙訳「ロミオとヂュリエット」

...ローラなどはロミオが愛姫（ひめ）に比（くら）べては山出（やまだ）しの下婢（はしため）ぢゃ... ローラなどはロミオが愛姫に比べては山出しの下婢ぢゃの読み方
シェークスピヤ　William Shakespeare 坪内逍遙訳「ロミオとヂュリエット」

...小者（こもの）端女（はしため）に至るまで... 小者端女に至るまでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...お綾の召仕って居る端女（はしため）の口から... お綾の召仕って居る端女の口からの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...竹女と申す婢女（はしため）は甚（はなは）だ少くない... 竹女と申す婢女は甚だ少くないの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...奉行所の端女（はしため）の手で... 奉行所の端女の手での読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...奉公人下女端女（はしため）は... 奉公人下女端女はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...下女や端女（はしため）の持物らしくないのが... 下女や端女の持物らしくないのがの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...下女や端女（はしため）の持物らしくないのが... 下女や端女の持物らしくないのがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...それから婢（はしため）が二人」「有難うございます」平次はていねいに礼を言って... それから婢が二人」「有難うございます」平次はていねいに礼を言っての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...婢女（（はしため））ども気味わるがりて（（ささや））き合ひしが... 婢女）ども気味わるがりて）き合ひしがの読み方
樋口一葉「琴の音」

...... の読み方
樋口一葉「別れ霜」

...他の婢（はしため）と同様に... 他の婢と同様にの読み方
堀辰雄「曠野」