...今は熊手(くまで)の実用はどこへやら...
淡島寒月 「江戸の玩具」
...さきほどの気色(きしょく)もどこへやら...
海野十三 「海底大陸」
...さきほどのおろおろ声もどこへやら...
海野十三 「怪塔王」
...日頃のつむじまがりもどこへやら...
海野十三 「大使館の始末機関」
...これはえらいこっちゃ」一同は躍りこんだときの激しい勢いもどこへやら...
海野十三 「蠅男」
...喜び勇んでお家を出たときの元気はどこへやら...
大阪圭吉 「香水紳士」
...やつそのものの所在はどこへやらだ! スコットランドで押し込み強盗をしたと思えば...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...私の存在などどこへやらという風であった...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...そして横暴で尊大なさっきの態度はどこへやら...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...ソーヤもデニスもどこへやらだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...先刻までの興奮はどこへやら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...本尊が無いと心配した最初の杞憂(きゆう)もどこへやら...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう酒の気もどこへやら...
吉川英治 「江戸三国志」
...どこへやらもぐり込んで...
吉川英治 「三国志」
...どこへやら失われていた...
吉川英治 「私本太平記」
...いままでほがらかだった春暁(しゅんぎょう)の光はどこへやら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ぷいとどこへやら飛びだした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どこへやら喪失(そうしつ)していた...
吉川英治 「源頼朝」
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