...つま先で立ちながら...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...横足のつま先が少し低いとずるりと滑ろうとする...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...男は両足のつま先を真っすぐ下に向けてゆらゆらしていた...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「絞首刑」
...つま先上りのフィルンを登って行った...
辻村伊助 「登山の朝」
...つま先に踵をつけて小きざみに足をかわした...
壺井栄 「大根の葉」
...とりわけつま先の尖った靴のものであった...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...その男の靴はつま先が四角く...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...「エナメル革の靴とつま先の尖った靴の二人組は同じ馬車に乗っていて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...その滑(な)めなめとしたつま先が快よく蹠に当って...
富田常雄 「面」
...頭からつま先まで銀灰色のドレスに身を包み...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...手を取られて習ったハンガリヤの踊りの足踏みをつま先に感じ...
横光利一 「夜の靴」
...ソロリと白足袋(しろたび)のつま先をそろえて来る...
吉川英治 「江戸三国志」
...覚一のつま先と片手の指は...
吉川英治 「私本太平記」
...横顔から足のつま先まで見ていた...
吉川英治 「源頼朝」
...足のつま先から少し離れた所へ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...お杉は低い体をつま先で伸び出すように...
吉川英治 「宮本武蔵」
...足のつま先から胸いたにかけて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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