...つぐないをしてお目にかけましょうと...
太宰治 「新ハムレット」
...一つにはいとしい人への罪のつぐないが出来ると思うと...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...最後の償(つぐない)として...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...罪のつぐないとなり...
永井隆 「この子を残して」
...淋しさの償(つぐない)としたかった...
夏目漱石 「子規の画」
...その上僕を蛇蝎(だかつ)の様に悪(にく)ませさえすれば幾分か償(つぐない)にはなる」「それが君の手際(てぎわ)で出来るかい」「出来ない」と代助は云い切った...
夏目漱石 「それから」
...うなぎのつぐないに...
新美南吉 「ごん狐」
...その費用をつぐないきれなかった...
蜷川新 「天皇」
...そのつぐないとしてまず百人の人を助けなければならぬ」「百人の人?」駿河太郎もおどろきました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
... おやゆびトムは ちゃんと こわしたものの つぐないを しました...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「わるねずふたりぐみのはなし」
...みなさん早く罪のつぐないをしてお家へお帰り下さい...
三浦環 「お蝶夫人」
...それでつぐないきれない人民生活の傷がのこされるからだ...
宮本百合子 「新しい潮」
...自分の非礼のつぐないとした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いわばその罪滅ぼし良心のつぐないとして...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...罪のつぐないをさせることでもない...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...千坂の家名のつぐないを致します...
山本周五郎 「城を守る者」
...父上の仕残した御奉公をつぐない申すのです...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その母子をわすれているどころか尊氏は自己のおかした罪業のつぐないをいつかは果たさねばならぬものとして日頃にも悩んでいた...
吉川英治 「私本太平記」
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