例文・使い方一覧でみる「たしなめる」の意味
スポンサーリンク...たしなめるような声で云うのです... 
芥川龍之介 「開化の良人」
...人前でたしなめるにしてはやや軽すぎるし...
有島武郎 「或る女」
...」と低声（こごえ）でたしなめるように云った...
泉鏡花 「婦系図」
...私はたしなめるやうに雀を見返した...
薄田泣菫 「独楽園」
...お行儀の惡い」と小光はたしなめるやうに言つて口許には微笑を湛へてゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...その嘲笑の声をたしなめるように...
太宰治 「正義と微笑」
...頑是（がんぜ）ない滋幹をたしなめるのと同じ口調で父をたしなめたりしたが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...子供をたしなめるような眼つきで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...お百合の肩に手をかけた八五郎をたしなめるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...叔父はたしなめるように言った...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...灯のお消えになっているのを仰ゃりもしないで――」と鋭くたしなめるように言い放った...
堀辰雄 「ほととぎす」
...得意の弟をたしなめることも出来なかつた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...」妻のたしなめる声の下をくぐって...
水上滝太郎 「遺産」
...たしなめる心だったかもしれない...
水上滝太郎 「九月一日」
...扉へ向ってたしなめると...
吉川英治 「日本名婦伝」
...ご前でござるぞ」義連が重ねてたしなめると...
吉川英治 「源頼朝」
...たしなめるように重ねていう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...孫でもたしなめるように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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