...なるほど平家の末路を聯想せしめる...
伊波普猷 「土塊石片録」
...消極的にも水掛論に帰せしめる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...日本画にのみ見出される線の筆力を想像せしめる...
永井荷風 「霊廟」
...たんまり纒(まと)まつた禮をせしめるんだと言つてゐましたがね」「ところで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...感謝の辞まで「せしめる」ことが出来るかも知れない...
葉山嘉樹 「万福追想」
...ある現象を生起せしめる直接の原因を知ること...
平林初之輔 「エミイル・ゾラの文学方法論」
...後になれば一切の徴候を大いに悪化せしめる救治策を採用するよりは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...基礎經驗の發展形式としてそれの發展を促進せしめるロゴスは...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それの革命的性質は絶對的である――それが妥當せしめるところの唯一つ絶對的なるものである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...また乖離せしめるものでもあつた...
三木清 「歴史哲學」
...今日わたくしを遠く使いせしめるに至ったものでございます...
吉川英治 「三国志」
...それは労働の労賃を騰貴せしめかつ利潤を下落せしめる傾向がある...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...価格を騰貴せしめるという結果は生じないが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...同様にして農業者の利潤に対する租税は穀価を騰貴せしめるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...毛織物製造業者の利潤に対する租税は毛織布の価格を騰貴せしめるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...『これらの租税及びその他の同じ種類のある租税は労働の価格を騰貴せしめることによって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...しかし彼を迷わせ頽廃せしめる誘惑もない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...決意せしめるに至った...
和辻哲郎 「鎖国」
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