...あのすばしこい歩きぶり...
高見順 「いやな感じ」
...なかなかすばしこい人物が...
太宰治 「女類」
...その梯子をすばしこい足どりでするするのぼつた...
太宰治 「道化の華」
...そのすばしこいこと!「ああコレ...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...優雅な女で非常にすばしこい...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...一平を強くすばしこい者に育てあげ...
豊島与志雄 「木曾の一平」
...小さな、すばしこい、怪しげな、とぼけた、おかしな奴で、人に話したって本当にされそうもない...
豊島与志雄 「霧の中」
...そのすばしこい不思議な手つきなどは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そしてすばしこいテナルディエの上さんを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おそろしくすばしこい奴で...
林芙美子 「梟の大旅行」
...すばしこいでしょう...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...すばしこい蛇が有毒な平頭をパッと突きだし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...箸のすばしこい男は...
森鴎外 「牛鍋」
...男のすばしこい箸が肉の一切れを口に運ぶ隙(すき)に...
森鴎外 「牛鍋」
...ただこれからは男のすばしこい箸が一層すばしこくなる...
森鴎外 「牛鍋」
...極(ごく)すばしこい鼠のように...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...身(み)がかるくて、すばしこいので、ちっともつかれませんでした...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...猿のようにすばしこい...
山本周五郎 「おばな沢」
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