...一座はしらけた...
有島武郎 「骨」
...座がしんとしらけた...
梅崎春生 「狂い凧」
......
アルフレッド・テニソン 坪内逍遙訳 「シャロットの妖姫」
...村尾さんはしらけた顔で...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...醺(かび)生(は)ゆる手匣(てばこ)にこそはさも似たれしらけたる脣(くち)...
中原中也 「山羊の歌」
...些(ち)と席がしらけた趣き...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「エヘヘヘヘ」何となく席がしらけた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...訳が解りゃアしません」少ししらけた席の穴を填(うめ)るためか...
二葉亭四迷 「浮雲」
...自分にふりかかったいろいろな事情で、ひどくしらけた、やけなような気持になっていて、不平を訴える相手が欲しかったのと、ゆみという娘の病状に興味をもったため、というほうが当っているかもしれない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...見ると猪之はしらけた顔で...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...観ている人たちはしらけた気持になるし...
山本周五郎 「雨あがる」
...しらけた気分を隠しながら...
山本周五郎 「季節のない街」
...清一はいまの騒ぎでしらけた気分を...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...しらけた表情は隠すことができなかった...
山本周五郎 「風流太平記」
...しらけた気持で聞いていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...しらけたような気分になったが...
山本周五郎 「山彦乙女」
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