例文・使い方一覧でみる「きっかり」の意味

...きっかり二十分はかかった... きっかり二十分はかかったの読み方
コナンドイル　Conan Doyle 三上於莵吉訳「白銀の失踪」

...」「わかりました――正午きっかりに... 」「わかりました――正午きっかりにの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「緋のエチュード」

...九時半きっかりに眼をさました... 九時半きっかりに眼をさましたの読み方
ドストエーフスキイ神西清訳「永遠の夫」

...きっかり晝の一時に... きっかり晝の一時にの読み方
ドストエーフスキイ神西清訳「永遠の夫」

...あのホテルの室で、窓際に両肱をついて、暗い夜空にぼんやり眼をやっていらっしゃるので、私はそっと時計を見てみましたら、あなたは十分間、きっかり十分間、振り向きもなさらず、身動きもなさいませんでした...
豊島与志雄「女心の強ければ」

...交番の時計がきっかり七時になったら... 交番の時計がきっかり七時になったらの読み方
豊島与志雄「黒点」

...一分のすきもなく白足袋にきっかりはまって... 一分のすきもなく白足袋にきっかりはまっての読み方
豊島与志雄「小説中の女」

...黒い洋服はきっかり体躯についた仕立て方で... 黒い洋服はきっかり体躯についた仕立て方での読み方
豊島与志雄「秦の憂愁」

...」「あすの朝四時半きっかりに門口まで忘れないように頼むよ... 」「あすの朝四時半きっかりに門口まで忘れないように頼むよの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...裂け目はきっかり合って... 裂け目はきっかり合っての読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...お酒は、晩酌を、きっかり一合、そのあとで、また散歩... お酒は、晩酌を、きっかり一合、そのあとで、また散歩の読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...Ｋは時間きっかりに来て... Ｋは時間きっかりに来ての読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「審判」

...毎日の帰宅が判で押したように五時きっかりなの... 毎日の帰宅が判で押したように五時きっかりなのの読み方
矢田津世子「神楽坂」

...... の読み方
山之口貘「鮪に鰯」

...その女は一昨十二日の午後一時きっかりに東洋銀行の表口へ俥を乗りつけて...
夢野久作「暗黒公使」

...……三時二十分きっかり……... ……三時二十分きっかり……の読み方
夢野久作「暗黒公使」

...その時が三時十分きっかりでございました」「貴女はそれが人を殺すためであった事を知っておりましたか」「いいえ...
夢野久作「暗黒公使」

...きっかりと敷かっていた... きっかりと敷かっていたの読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」

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