...葉子はただ無性にかぶりを振るばかりで...
有島武郎 「或る女」
...マーシャ!マーシャ (かぶりを振る)わたし...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...いやな顔をしてきわめてゆっくりかぶりを振るのもある...
寺田寅彦 「柿の種」
...笑いながらかぶりを振るのであった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...にこにことかぶりを振るのであつた...
外村繁 「打出の小槌」
...「この人じゃない」大きくかぶりを振るのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たゞ激しくかぶりを振るばかりであつた...
牧野信一 「タンタレスの春」
...「ぶくりんにやつたら台なしぢや……」とかぶりを振るのです...
牧野信一 「月あかり」
...美しくかぶりを振るようにして...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...大きくかぶりを振るようにした...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...『きつとさうなんだよ……』けれども私は默つてかぶりを振る...
水野仙子 「道」
...スミかぶりを振る...
三好十郎 「おスミの持参金」
......
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...かぶりを振る)いいえ...
三好十郎 「その人を知らず」
...やがて小さくかぶりを振ると...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...かぶりを振るだけなのである...
吉川英治 「篝火の女」
...頼朝は唇元に、笑靨(えくぼ)をつくって、「いいえ」静かに、かぶりを振る...
吉川英治 「源頼朝」
...はげしくかぶりを振ると...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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