例文・使い方一覧でみる「お馴染」の意味

...売淫（ばいた）め」阿Ｑはこらえ切れなくなってお馴染（なじみ）の家（うち）に行って探りを入れた... 売淫め」阿Ｑはこらえ切れなくなってお馴染の家に行って探りを入れたの読み方
魯迅井上紅梅訳「阿Ｑ正伝」

...それと一層お馴染になったから... それと一層お馴染になったからの読み方
ソーロー　Henry David Thoreau 神吉三郎訳「森の生活――ウォールデン――」

...觀客諸君にもかねてお馴染みの惡漢が... 觀客諸君にもかねてお馴染みの惡漢がの読み方
竹久夢二「砂がき」

...たいていの催眠剤にはお馴染（なじ）みでした... たいていの催眠剤にはお馴染みでしたの読み方
太宰治「人間失格」

...昔から写真でお馴染（なじみ）の大正池の眺めではなくて... 昔から写真でお馴染の大正池の眺めではなくての読み方
寺田寅彦「雨の上高地」

...窓の方に進み寄ってお馴染の窓を見やった... 窓の方に進み寄ってお馴染の窓を見やったの読み方
コナン・ドイル三上於莵吉訳「空家の冒険」

...お馴染（なじみ）が来たとき... お馴染が来たときの読み方
徳田秋声「縮図」

...つまりこの問題はもう君にはお馴染（なじみ）なんだね... つまりこの問題はもう君にはお馴染なんだねの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...最前（さいぜん）お馴染みでよく分かった... 最前お馴染みでよく分かったの読み方
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...遊び時間にもまだお馴染がないためひとりぼんやりしてるのでなんとか言葉をかけてやりたいのをみんなにからかはれるのがつらさに黙つてゐれば...
中勘助「銀の匙」

...お馴染（なじみ）の一座... お馴染の一座の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...お馴染（なじみ）は極めて多い... お馴染は極めて多いの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...もうお馴染になっている... もうお馴染になっているの読み方
中谷宇吉郎「北国の春」

...まったくお馴染甲斐（なじみがい）にするだけですぜ！」この野郎... まったくお馴染甲斐にするだけですぜ！」この野郎の読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...読者には先刻お馴染の... 読者には先刻お馴染のの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...エスター・ウォルターズ役は人気劇団を渡り歩いた演技派女優ならお馴染みです...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「真劇シリーズ」

...さうして彼には學校時代からお馴染の三田通りの福島屋といふ惚れ込んだ本屋があつて...
水上瀧太郎「貝殼追放」

...ニューイングランドを貫いているボストン＝ケンブリッジ地下鉄のお馴染みの駅名だったが...
H. P. ラヴクラフト　H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳「狂気の山脈にて」

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