例文・使い方一覧でみる「お馴染」の意味

...お馴染（なじみ）みの祖父（じじ）の方（ほう）が... お馴染みの祖父の方がの読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...――これは汝（そち）のお馴染（なじみ）の爺（じい）や……数間（かずま）の爺（じい）やじゃ……... ――これは汝のお馴染の爺や……数間の爺やじゃ……の読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...小兒衆（こどもしう）がお馴染（なじみ）の... 小兒衆がお馴染のの読み方
泉鏡太郎「飯坂ゆき」

...お馴染（なじみ）がいにいくらか... お馴染がいにいくらかの読み方
泉鏡花「薄紅梅」

...丁度木島君のお馴染（なじみ）の女給が居合せて... 丁度木島君のお馴染の女給が居合せての読み方
江戸川乱歩「悪魔の紋章」

...お馴染甲斐に一つ機嫌を直して... お馴染甲斐に一つ機嫌を直しての読み方
チェスタートン　Chesterton 直木三十五訳「秘密の庭」

...お馴染は？」「うん一人でいいんだ... お馴染は？」「うん一人でいいんだの読み方
豊島与志雄「慾」

...折角静な松原を楽しんでたのにそこには人ががやがやしてたので　もう家へ帰る　といつて泣きだしたら番頭や女中たちがとんできて旧いお馴染かなぞのやうに　坊ちやま　坊ちやま　といつて騙した...
中勘助「銀の匙」

...お馴染（なじみ）の一座... お馴染の一座の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...そのうちの一人はお馴染（なじみ）の紙屑買いの... そのうちの一人はお馴染の紙屑買いのの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...煙草のけむりには相当お馴染になっていることが窺（うかが）われた... 煙草のけむりには相当お馴染になっていることが窺われたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...まったくお馴染甲斐（なじみがい）にするだけですぜ！」この野郎... まったくお馴染甲斐にするだけですぜ！」この野郎の読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...読者にも先刻お馴染の... 読者にも先刻お馴染のの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...さうして彼には學校時代からお馴染の三田通りの福島屋といふ惚れ込んだ本屋があつて...
水上瀧太郎「貝殼追放」

...雲を見るのはお馴染（なじみ）のものを見るようなものだ... 雲を見るのはお馴染のものを見るようなものだの読み方
シュニッツレル　Arthur Schnitzler 森鴎外訳「みれん」

...女義でお馴染の加賀見山の「長局」... 女義でお馴染の加賀見山の「長局」の読み方
山本笑月「明治世相百話」

...古いお馴染（なじみ）がいに... 古いお馴染がいにの読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」

...ニューイングランドを貫いているボストン＝ケンブリッジ地下鉄のお馴染みの駅名だったが...
H. P. ラヴクラフト　H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳「狂気の山脈にて」

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