...お役は御免を蒙ったほうがいいか? などと忖度するのはお笑い草である...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...とんだお笑い草でね」と彼は相変らず微笑しながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...安楽椅子の上にゃ尨犬(むくいぬ)もいなくちゃならねえ――飛んだお笑い草よ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...多少の参考ないしはお笑い草ともならば大幸である...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...お笑い草だが――然し...
直木三十五 「南国太平記」
...こんなお笑い草ばかり転がっているわけではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...お笑い草はいいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...お笑い草はないでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...とんだお笑い草だ...
中島敦 「狼疾記」
...とんだお笑い草になるのかもしれないが...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...「ほんとうにお笑い草ってな顔してるじゃアないの...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...志丈だけに名医がとんだ只今のお笑い草である...
正岡容 「我が圓朝研究」
...仙太 お笑い草になるつもりだ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...お笑い草だね...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...おまえさんのはすっからかんの頭で筋のつじつまを合わせるだけなんだからお笑い草だよ...
山本周五郎 「新潮記」
...自分の愛などはお笑い草ではないか...
山本周五郎 「竹柏記」
...こんな喜劇が随所に見られたのも今は昔のお笑い草...
山本笑月 「明治世相百話」
...お笑い草にされました...
夢野久作 「白髪小僧」
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