...供頭(ともがしら)の口からその趣をしかじかと帝へ奏聞(そうもん)した...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...奏聞を経て隆寛幸西等を流罪にしその上に法然の大谷の墓をあばいて...
中里介山 「法然行伝」
...四天王寺の西門内外の念仏はこの聖(ひじり)が奏聞を経てはじめておいたものである...
中里介山 「法然行伝」
...貞観(じょうがん)三年奏聞を経(へ)唐に渡りここには明師なしとて天竺に渡る...
南方熊楠 「十二支考」
...御前で喜んで奏聞いたすことがわたくしの生涯にあろうとは存じませんでした...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...特に帝へ奏聞(そうもん)しておこう...
吉川英治 「三国志」
...わしから後に奏聞(そうもん)しておく...
吉川英治 「三国志」
...その奏聞は辛いらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...奏聞(そうもん)に達せよと...
吉川英治 「私本太平記」
...正成から奏聞(そうもん)に入れた当面の戦略は...
吉川英治 「私本太平記」
...奏聞(そうもん)に達しおくぞよ」隆資のそばには...
吉川英治 「私本太平記」
...その奏聞(そうもん)もまたず...
吉川英治 「私本太平記」
...奏聞(そうもん)におよびたいとは...
吉川英治 「私本太平記」
...奏聞(そうもん)に入ってあれば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...奏聞(そうもん)によって...
吉川英治 「親鸞」
...たれが奏聞したのか...
吉川英治 「親鸞」
...遠流の議を奏聞すべし」という声が高まってきた...
吉川英治 「親鸞」
...遠慮なく院へ奏聞(そうもん)せよ」と...
吉川英治 「平の将門」
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