例文・使い方一覧でみる「お百度」の意味

...つい近所のお稲荷（いなり）様へお百度を踏みに通ひました... つい近所のお稲荷様へお百度を踏みに通ひましたの読み方
芥川龍之介「雛」

...全くお百度踏んで... 全くお百度踏んでの読み方
犬田卯「米」

...横町はお岩稲荷へお百度を踏みに来る藝者の行来に... 横町はお岩稲荷へお百度を踏みに来る藝者の行来にの読み方
永井荷風「来訪者」

...焙烙地藏のお百度石の下に... 焙烙地藏のお百度石の下にの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...雪隠（せっちん）へお百度ですよ」「今日は」「漸（ようや）く落着いてこの通り... 雪隠へお百度ですよ」「今日は」「漸く落着いてこの通りの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...雪隱（せつちん）へお百度ですよ」「今日は」「漸（やうや）く落着いて此通り... 雪隱へお百度ですよ」「今日は」「漸く落着いて此通りの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...八丁堀と數寄屋橋の間をお百度を踏んでようやく判つたよ... 八丁堀と數寄屋橋の間をお百度を踏んでようやく判つたよの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お神さんが患（わづ）らつた時は觀音樣へ曉方のお百度詣りをしたとか... お神さんが患らつた時は觀音樣へ曉方のお百度詣りをしたとかの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...キミがお百度を踏んどるが... キミがお百度を踏んどるがの読み方
火野葦平「花と龍」

...「お百度」を踏みに通いました... 「お百度」を踏みに通いましたの読み方
火野葦平「花と龍」

...足まめな姑婆さんたちが料理女をお供に毎日お百度を踏む... 足まめな姑婆さんたちが料理女をお供に毎日お百度を踏むの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...出発！朝郵便局へお百度を踏んだ... 出発！朝郵便局へお百度を踏んだの読み方
宮本百合子「新しきシベリアを横切る」

...お百度踏んでいやしねえづら... お百度踏んでいやしねえづらの読み方
三好十郎「おりき」

...私がお百度を踏んでやつと三百円だけ引かしたんだ... 私がお百度を踏んでやつと三百円だけ引かしたんだの読み方
三好十郎「地熱」

...なっちょらんたい！　これが二十回近くもお百度踏ましといて... なっちょらんたい！　これが二十回近くもお百度踏ましといての読み方
三好十郎「廃墟（一幕）」

...お百度を踏むという諺（ことわざ）さえある... お百度を踏むという諺さえあるの読み方
柳田国男「母の手毬歌」

...手も力も尽き果てた区長は大急ぎで町へ出て弁護士の家へお百度詣りを始めた...
夢野久作「巡査辞職」

...この婆がその女子の家へお百度踏んで通うても――いやわしが生命（いのち）を結納（ゆいのう）に進上しても...
吉川英治「宮本武蔵」

👨話題の人々👩