例文・使い方一覧でみる「お土産」の意味
スポンサーリンク...お土産を持つて来なかつた失策（てぬかり）は... 
石川啄木 「天鵞絨」
...お土産にお買ひになつた飛行機を飛ばしてお出でになつた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...この素張らしいお土産に依つて...
太宰治 「お伽草紙」
...すてきなお土産（みやげ）を持参しました...
太宰治 「饗応夫人」
...私は蟹田の蟹を少しお土産に持つて来たのだ...
太宰治 「津軽」
...君が気をきかせてお土産を持って来てくれたので...
太宰治 「パンドラの匣」
...お土産の鶏（かしわ）の肉を与えて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...軽井沢からのお土産です...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...お土産の栗饅頭を一つ母が枕許に置いて行ってくれた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...大原君のお土産には赤心（せきしん）が籠（こも）っていますよ...
村井弦斎 「食道楽」
...只おばあ樣のお土産が乏しくなつたばかりでなく...
森鴎外 「最後の一句」
...自分は行李（かうり）にどんなお土産（みやげ）を持つて帰るかといふことを考へた...
森鴎外 「妄想」
...既にお土産ものが充分出来たのでこの辺で小店を去ることに致しましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...同時に門前のお土産（みやげ）屋が一軒もなくなったとて...
柳田国男 「雪国の春」
...これから版画のお土産でも買いに行こうかしらと思ってたとこなの...
横光利一 「旅愁」
...――ベルリンでお土産に買ったものです...
横光利一 「旅愁」
...「枕木さんからのお土産でもあるんでしょう...
横光利一 「旅愁」
...この前のときのお土産だけど...
吉川英治 「私本太平記」
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