...妖怪研究もこの点まで窮め尽くさなければ...
井上円了 「おばけの正体」
...人は悔改めずば皆な尽く亡ぶべしとの警告...
内村鑑三 「聖書の読方」
...誰もが肝をつぶして立ち尽くし...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「絞首刑」
...その尽くる所を知らず...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...出来るだけ世の人びとのためになるように尽くそうと...
デフォー Daniel Defoe 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...蕪村は「諸流を尽くしこれを一嚢中(いちのうちゅう)にたくわえ自らよくその物をえらび用にしたがっていだす」と言っているそうである...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...個々の事物の一々の場合を尽く事実上知り悉し得ない時...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...『科学は今日でさえ人間をすっかり解剖し尽くしたので...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...汲み尽くすことができない豊富なサンスクリット文学の泉のお蔭で...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その人が非常に困っているときに尽くせるだけのことは尽くしておいてやる...
堀辰雄 「花を持てる女」
...とにかく原状回復に君が最善を尽くしたのを知っているから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...電気のことを知り尽くして作ったちょっとした装置ですよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...でも最善を尽くします」「名前を教えてくれないか」「いいですとも...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...「キリストの奇蹟驚くに足らず」及び「哲人プラトン並びにアリストートルの著書を尽く焼き棄てるも...
牧野信一 「痴酔記」
...人事を尽くして天命とやら...
正岡容 「寄席」
...何ぞ知らん自己が新奇として喜ぶ所の者尽く天保(てんぽう)以後の焼直しに過ぎず...
正岡子規 「俳諧大要」
...石窟を襲うてその党を誅し尽くした...
南方熊楠 「十二支考」
...百方手を尽くされたがその甲斐がなかった...
武者金吉 「地震なまず」
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