...夢かお伽噺(とぎばなし)みたいな出来事...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...お伽噺の世界の着物を着て...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...デンマルクのお伽噺(とぎばなし)をよんできかせました...
竹久夢二 「たどんの與太さん」
...いかにお伽噺は絵空事(ゑそらごと)ときまつてゐるとは言へ...
太宰治 「お伽草紙」
...日本のお伽噺はギリシヤ神話よりも殘酷である...
太宰治 「お伽草紙」
...華麗なお神楽が催されてゐたといふやうなお伽噺の主人公に私はなつたやうな気がした...
太宰治 「津軽」
...シンダレラの教母 シンダレラは有名なお伽噺の女主人公で...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...お伽噺的のものであつて頗る古典的のものである...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...まるでお伽噺の中のプリンセスみたいに...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...」私はほほえましくお伽噺(とぎばなし)のように言った...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...變にお伽噺が心に浮かんで...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...自分は彼の「お伽噺」は...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...」「お伽噺のことよ――だから...
牧野信一 「鏡地獄」
...滑稽なお伽噺の種もつきて今年は何うして夕暮時の子供達を慰めようと惑ふてゐたところだから...
牧野信一 「魚籃坂にて」
...極めて遠くお伽噺の人物になることがあつた...
牧野信一 「籔のほとり」
...作り事とお伽噺(とぎばなし)のほか愛しない...
三木清 「人生論ノート」
...狐や烏が物を云ふお伽噺が如何に深く子供の純美なる心に觸れるか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...全くお伽噺のような光景であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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