...愛人たる己にある種の満足を与えてくれるからかも知れない...
芥川龍之介 「袈裟と盛遠」
...ある種の芝居みたいなものを...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ある種の姿勢と表情からして...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...日本にはある種の格言を入れた菓子がある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...だからこの協定もある温度のもとにおいてはあとかたもなく消失するある種の化合物に似ている...
伊丹万作 「映画界手近の問題」
...政治の必要から新たにある種の芸術を生み出し...
伊丹万作 「映画と民族性」
...人間の身体の内にある種々の器官は...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...しかし瘴気またはある種のマラリア(古語)は間欠熱の原因として今でも非常に一般的である...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...しかも古い習慣から感情の上で尊重しているある種の人間的な功名心が尊いんだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しかしある種の人間には...
中谷宇吉郎 「ピーター・パン」
...ある種の食品(例えば特殊な肉)を避ける...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...ふだんにもつてゐる所のある種の感情が...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...ある種の緊張弛緩といったものが許されるのは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...一つの感情もある種の思想においては世界そのものたり得るんじゃないかな? ゴリオ爺さんを見てみろよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ある方面である種の勢力を与えるのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...目に見えぬある種の表情がはしった...
本庄陸男 「石狩川」
...わたしたちの生活の下で、ある種の言葉は、この半世紀の間に、全く水火をくぐって、傷だらけにされて来た...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...蓑とある種の背中当とには...
柳宗悦 「蓑のこと」
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