...曙色(あけぼのいろ)か浅緑の簡単な洋服を着て...
石川啄木 「葬列」
...神寂(かみさ)びにたる曙(あけぼの)の照しの光...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...彼の心に愛の神は曙(あけぼの)の光を発し初めたのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...三匁五分曙(あけぼの)のかね)裸川鎌倉山(かまくらやま)の秋の夕ぐれをいそぎ...
太宰治 「新釈諸国噺」
......
富澤赤黄男 「天の狼」
...一、ジャン・クリストフ一、曙(あけぼの)...
豊島与志雄 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...曙(あけぼの)の最初の光が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてその曙(あけぼの)のうちに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは曙(あけぼの)と幼年と青春と喜悦との作用である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その曙(あけぼの)の色を鈍くすること...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すべてのものに向かって笑(え)みかける曙(あけぼの)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼らの不幸は今や彼らの幸福に曙(あけぼの)の色を与えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...曙井戸(あけぼのいど)の茶碗が無くなって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その八月十八日の『東京曙(あけぼの)新聞』に...
服部之総 「蓮月焼」
...それは曙(あけぼの)のようであった...
横光利一 「上海」
...曙(あけぼの)の雲間(くもま)から子供らしい円(まろ)い頬(ほ)を真赤(まつか)に染めて笑ふ地上の山山...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...かすかに曙(あけぼの)いろの一線をひいているばかり...
吉川英治 「江戸三国志」
...もう曙(あけぼの)の花が露を払ったような身じまいを済ましておられた...
吉川英治 「剣難女難」
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