例文・使い方一覧でみる「あえか」の意味
スポンサーリンク...例（いつ）も例（いつ）もあえかの花を編む「命（いのち）」... 
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...御腕（おんかひな）には貴（あて）やかにあえかの君の寢姿（ねすがた）を...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...御腕（おんかひな）には貴（あて）やかにあえかの君の寝姿（ねすがた）を...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...毒ある海にあえかなる身の薄命をおもふかな...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...伏目にたたすあえかさに...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...濕める梔子（くちなし）の別れのゆふべ泣き濡れしあえかの胸に...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...――實（げ）にあえかなる優目見（やさまみ）のもの果（はか）なさは...
薄田淳介 「白羊宮」
...別（わか）れのゆふべ泣（な）き濡（ぬ）れしあえかの胸（むね）に...
薄田淳介 「白羊宮」
...あえかの色（いろ）もわすれざれ...
薄田淳介 「白羊宮」
...吾（われ）もなよびかのあえかの人（ひと）と相知（あひし）りて...
薄田淳介 「白羊宮」
...あたしと一緒にあえかなためいきを洩（も）らしながらあなたの来るのを待っているの...
谷崎潤一郎 「卍（まんじ）」
...主人はもっともらしい顔をして拝見と云って見ると第一頁に世の人に似ずあえかに見え給う富子嬢に捧ぐと二行にかいてある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...このあえかにと云う雅言（がげん）は全体何と言う意味だと思ってるかね」「蚊弱（かよわ）いとかたよわくと云う字だと思います」「なるほどそうも取れん事はないが本来の字義を云うと危う気にと云う事だぜ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あえかにも美しい面ざし...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...あえかにも美しい身のこなしで...
久生十蘭 「魔都」
...太夫と呼ばれる第一流遊女のあえかな美しさは...
正岡容 「わが寄席青春録」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...暖簾（のれん）のかげに伏して泣くあえかに若き新妻（にひづま）を君忘るるや...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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