「設える」は何と読むでしょう?
答え・・・「しつらえる」です。
意味:整え飾り付ける
使い方・例文:「和風に設えたホテルの一室」
「ステンドグラスを設えた窓」
「設える」を英語にすると「provide」や「arrange」
「設える」は、古語の「しつらふ」が語源ですが、雅な雰囲気の言葉ですね。
「湯湯婆」は「ゆばーば」ではありません。
「行火」と「湯湯婆」は寒い日に活躍します。
さて何と読むでしょうか?
「湯湯婆」とは
読み方:ゆたんぽ
意味:中にお湯を入れて体を温めるために使う容器
語源・由来:もとは中国から伝わった「湯婆」
「婆」は女性を意味し、間接的に伝わるぬくもりが女性(母親)の体温のように心地よいという意味から。
日本ではお湯を入れるため「湯婆」に「湯」が付き「湯湯婆」となったとか。
ちなみに、湯湯婆は金属の容器で、表面が波打っています。
この波なみな形は、補強効果や表面積を広げ、暖房効果を高めるためだとか。
「行火」とは
読み方:あんか
意味:昔のこたつ、火入れに火を入れ、手足を温める暖房器具
火の代わりに電気を使うものは電気行火(電気ヒーター)
「行火」の「行」は、持ち運ぶという意味があり、行火は「持ち運ぶ火」という意味
「魂消る」は何と読むでしょうか?
答え・・・
読み方:たまげる
意味:非常に驚く、びっくりする。
語源・由来:魂が消えそうなほどの驚きから
魂消るの「消る」は、消える(きえる)が縮まったもの。
江戸時代から「魂消る」は使われています。
そして似た言葉に、「魂切る(たまきる)」という言葉があります。
これは鎌倉時代「怯える」という意味で使われていました。
しかし室町時代、魂消る(たまきる)と変化し、魂消る(たまげる)と同じように「驚く」という意味で使われるように変化した言葉です。