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ことわざ

振りまくのは「愛嬌」?「愛想」? 「愛嬌を振りまく」「愛想を振りまく」?意味と違い

愛嬌」とは
読み方:あいきょう
意味:にこやか、かわいらしいこと、憎めない表情しぐさ
由来:仏や菩薩の優しく温和な慈愛に満ちた様子を指す
愛敬相(あいぎょうそう)」という仏教用語転じ、室町時代には「あいきょう」といい、「敬」を「嬌」と当てるようになりました。

愛想」とは
読み方:あいそう、あいそ
意味:人当たりのいい態度、人に対する好意や、勘定を指します

「愛嬌」と「愛想」の違いは?
愛嬌はその人がもつ内面の性質について使い、
愛想はその人の仕草や表情、表面的な動作に使います。

では、振りまくのは?
答え:愛嬌を振りまく
意味:だれにでも愛想よくすること
「愛嬌」が「愛想」と同義とされ「愛想を振りまく」という使い方も多くみられますが、本来は「愛嬌をふりまく」です。

では「元も子もない」「身も蓋もない」の違いは?

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使い分け

「お愛想(おあいそ)」は「お勘定」の意味ではない?

「おあいそ」といえば、お寿司屋さんなど飲食店で「お会計」「お勘定」の時に耳にしますが、その意味は実は違う?

「おあいそ」は漢字で「お愛想」のこと。
この「愛想」の意味は、
人当たりのいい態度、人に対する好意のこと。

「愛想」の使い方は、
「愛想がつきる」「愛想笑い」「お愛想(勘定のこと)」

では勘定の時に使う「お愛想(おあいそ)」の由来は?
京都のお店で、店側が客にたいして「愛想がなく申し訳ない」と勘定書を差し出していたことから。
これが明治のころに雑誌で紹介され全国に広がったとか。
なので、客側が「勘定」のことを指して「お愛想」というのは本来違うのですね。

では、一段落は「いちだんらく」?「ひとだんらく」?

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動物 未分類

本当の「鯨」はクジラではない?

「鯨」といえば、「くじら」と読みますが、実はクジラではない?

鯨鯢」(げいげい)という言葉があります。
読み方:げいげい
意味:クジラ、大魚、弱いものをひと呑みするような大悪人の例え。
由来:「鯨鯢」の「鯨」を雄クジラ、「鯢」を雌クジラのことをいいます。
つまり、「鯨」は「くじら」と読みますが、雄クジラのことを指すということです。
また「鯢」は雌くじらを指していますが、読み方は「げい、さんしょううお」です。
雌クジラとサンショウウヲが同じ漢字というのも不思議ですね。

 

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動物

「鮎」は「香魚・年魚・銀口魚・渓鰮・細鱗魚」名前の由来と読み方

アユといえば、「鮎」が先ず浮かぶでしょうか。
名前の由来は諸説ありますが、産卵のために川を下る「あゆる」(落ちるの意)からと言われています。他に、神前に供える食物であるというところから「(あえ)」に由来するとも言われています。
そしてアユには異名が数多くあります。今回はその異名についてご紹介します。
「鮎」
読み方:あゆ
由来:神功皇后がこの魚を釣って征韓の勝敗を占ったことから
ちなみに中国では「鮎」はナマズの意味です。

「香魚」
読み方:あゆ、こうぎょ
由来:独特の香気をもつことに由来

「年魚」
読み方:あゆ、ねんぎょ
由来:一年で一生を終えるため
ちなみに、鮭(しゃけ)も一生が一年で終わるため年魚といわれます。

「銀口魚」
読み方:ぎんこうぎょ
由来:泳いでいると口が銀色に光るため

「渓鰮」
読み方:けいうん
由来:渓流の鰮(いわし)の意味から

「細鱗魚」
読み方:さいりんぎょ
由来:鱗が小さいため
うろこを取らずとも食せますね。

「国栖魚」
読み方:くずうお
由来:奈良県に住んでいた国栖という人々が、吉野川のアユを朝廷に献上したことから

「鰷魚」
読み方:はや、やなぎばえ
由来:江戸時代の書物の「ハエ」の誤記など

本当にたくさんの異名を持った魚ですが、一般的に6月が鮎釣りの解禁です。鮎を見かけたら、これらの異名も思い出してみてください。

では、ほかにも異名をもつ魚「翻車魚・浮木・曼波魚」は何の魚?

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植物

「含羞草」「羞恥草」ってどんな草?読み方と由来

含羞草」「羞恥草」どちらも読み方は「おじぎそう」
「おじぎそう」は「お辞儀草」とも表記され、
別名を「眠り草」ともいいます。

なぜ「含羞草」「羞恥草」「お辞儀草」?
由来:触れると、葉がお辞儀をしたように閉じていく様子から「お辞儀草」
また、その様子が恥ずかしがっているように見えることから
「含羞草」「羞恥草」の漢字が当てられました。

なぜ「眠り草」?
由来:夜になると葉を閉じる様子から。

ちなみにオジギソウは、茎にトゲがあります。そして強くはありませんが毒もあります。
誤って子供や犬猫などが口にしないように注意しましょう。

では、 「甘藍」「 花椰菜」とは何と読むでしょう?

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動物

「蟷螂・螳螂・鎌切」と「カマキリ」の漢字と由来

カマキリを漢字で表すと、まず浮かぶのは「鎌切」でしょうか?
鎌切」の由来
その姿から「鎌で切る」から鎌切という説もありますが、
「鎌を持ったキリギリス」という意味で「カマキリ」ともいわれています。

蟷螂螳螂」(読み方:とうろう)という漢字表記もあります。
「蟷螂・螳螂」の由来
中国から伝わった漢字をあてたもので、
「蟷螂の斧(とうろうのおの)」という故事に由来しています。
「蟷螂の斧」とは「力がないのに果敢にも強敵に立ち向かっていくこと」

また、カマキリは「拝み虫」という別名もあります。
これは前脚を折りたたんでいる姿が、祈っている様に見えることが由来です。

片仮名の「カマキリ」では見えない姿が、
漢字の「蟷螂・螳螂・鎌切」には見えるようで面白いですね。

では、「公孫樹・鴨脚樹」とは何でしょう?

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動物

「飛蝗・蝗虫・蝗・螇蚸」の読み方と意味・由来

飛蝗・蝗虫・蝗・螇蚸」はどれも同じ生き物を表しています。
さて何と読むでしょうか?

飛蝗
読み方:ばった、ひこう

蝗虫
読み方:ばった、こうちゅう


読み方:ばった、こう、いなご

螇蚸
読み方:ばった、けいれき、はたはた

ということで、どれも「バッタ」の漢字表記です。

「飛蝗」の由来:中国で害虫とされたバッタは、「蝗虫」や「蝗」と呼ばれ、日本にその漢字が伝わり使われるようになったとか。
また、虫の大量発生による被害を「蝗害」ともいいます。
そして、漢字ではなく「バッタ」という呼び方は、飛ぶときの羽音が由来という説もあります。

では、「翻車魚・浮木・曼波魚」は何と読むでしょうか?

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使い分け

「曲尺・矩尺」の読み方と「さしがね」の意味・由来

曲尺」読み方:かねじゃく、きょくしゃく

意味:大工さんが使う直角に曲がったL字形の金属製のものさし矩尺(かねじゃく)」とも書きます。別名を指金差金指矩(さしがね)」ともいいます。

「曲尺(かねじゃく)」は熟字訓の読み方で、「曲」だけでは「かね」とは読めません。
「昨日(きのう)、明日(あす、あした)、一日(ついたち)、七夕(たなばた)」なども熟字訓の読み方です。

ちなみに、陰から人をそそのかす、操る意味の「さしがね」の由来は?

大工職で使う「差金」のことではありません。
人形浄瑠璃や、歌舞伎で使われる芝居の小道具が由来といわれています。

では、「代替」は何と読むでしょうか?

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動物

「甘藍」「花椰菜」の読み方と意味・由来

甘藍」とは
読み方:かんらん
意味:キャベツの和名
由来:江戸時代、日本に輸入されたキャベツ。
その頃は食用ではなく鑑賞用で葉牡丹の様な姿だったとか。
そのため「葉牡丹」という意味の中国語の「甘藍(かんらん)」が当てられたそうです。

明治のはじめに日本でも栽培されるようになったキャベツは
玉菜(たまな)」とも呼ばれるようになりました。
「玉菜」の由来は、結球する性質から。
ちなみにカタカナの「キャベツ」は英語の「cabbage(キャビッジ)」が由来です。

花椰菜」とは
読み方:「はなやさい」
意味:カリフラワーの和名
カリフラワーは他にも「花キャベツ」「花甘藍」ともいいます。
カリフラワーはキャベツの仲間なので、花のようなキャベツということで「甘藍」が使われたのでしょうね。

では、「牛酪」「人造牛酪」とはなんでしょうか?

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植物

「辛夷」「蒲公英」読み方・由来と漢方の関係

辛夷とは
読み方:こぶし
由来:花のつぼみを乾燥させた漢方の名前「辛夷(しんい)」を当てたため。

花は3月4月に咲くコブシですが、
樹木の「コブシ」と蕾の「シンイ」どちらも同じ「辛夷」なんですね。

蒲公英とは
読み方:たんぽぽ
由来:開花前に乾燥させた漢方を「蒲公英(ほこうえい)」と呼んでいることから。

コブシもタンポポも、春を彩る季節の花・植物ですが
元は漢方の名前で、中国名を日本語に当てたものなんですね。

では「香り・薫り・馨り」の違いは何でしょうか?

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