「凭れる」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「もたれる」です。
意味:寄りかかること。食べ物が消化できず胃に残って重苦しく感じること。
使い方・例文:「椅子に凭れる」「飲みすぎで胃凭れがする」
「凭れる」は「靠れる」とも書きます。
「凭」と「靠」は頼るという意味で使われる漢字です。
普段は平仮名でしか目にする機会は少ないですが、胃もたれも、背もたれも同じ「凭れ」「靠れ」を使います。
英語では「lean on」です。
「約しい」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「つましい」です。
意味:地味、質素な生活のこと
使い方・例文:「彼らは約しい暮らしをしている」
「つましい」は「倹しい」とも書きます。
「つましい」と似ている言葉で「つつましい」があります。
こちらは「慎ましい」と書きます。
「倹しい」と「慎ましい」の違いは?
「慎ましい」の意味:控えめで大人しい様、質素な様、気恥ずかしいこと。
意味も似ていますので間違いないようにしたいですね。
同じ漢字を3つ組みあわせ構成された漢字を「品字様」といい、「七」を三つ合わせた「㐂」もその一つです。
「㐂」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「き」です。
意味:「喜」の異体字
ちなみに「㐂ぶ」と「ぶ」が送り仮名につくと
「よろこぶ」と読みます。
「㐂」は常用漢字でも人名用漢字ではないため、名づけには使えません。
しかし昔ながらの屋号などお店の名前で、目にする機会はあるかもしれませんね。
では他の品字様「犬」が三つで「猋」は何と読むでしょうか?
「忽然と消える」と使う「忽」ですが、「忽ち」とすると何と読むでしょうか?
答え・・・
「たちまち」です。
使い方・例文:「話題の本は忽ち売り切れてしまった」
「噂は忽ち広がった」「忽ち雨が降り出した」
英語では「immediately」や「moment」など。