「石竜子」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「とかげ」です。
意味:
体の半分以上が尻尾の小型の爬虫類。
その尻尾は切れても再生され「トカゲのしっぽ切り」という言葉でも使われます。
「トカゲ」は「石竜子」以外に「蜥蜴」とも書きます。
「トカゲ」の由来:戸の陰にいることから「戸陰(とかげ)」となった説、
走りが速くすばしっこい「敏駆(とかけ)」という説などがあります。
ちなみに英語でトカゲは「lizard」
「素見す」とは何と読むでしょうか?
答え・・・
「ひやかす」です
意味:買う気もないのに値段をきいたり、見て回ること。遊郭で登楼する気もないのに遊女を見て回ること。
「ひやかす」は「冷やかす」とも書きます。
英語では「window-shop」
「素見す」は熟字訓といい、「素」だけで「ひや」、「見」だけで「か」とは読みません。
二字以上の漢字の組み合わせで訓読みをする読み方です。
「宛も」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「あたかも」です
意味:まるで、まさしく
使い方・例文:「宛もその場にいたかの様に」「宛も自分の手柄の様に」「時あたかも」
「あたかも」は他に「恰も」とも書きます。
英語では「as if」「right then」
また「宛」は、「宛ら」で「さながら」とも読みます。
意味:非常に似ている、そのまま
では、「熱る」とは何と読むでしょうか?
新型コロナウイルス感染症の感染予防で日常的に耳にする言葉の一つに「ソーシャルディスタンス」があります。
ソーシャルディスタンスとは「社会的距離」という意味で、「社会的距離をとる」という意味では「ソーシャルディスタンシング」といいます。
最近では「フィジカルディスタンシング」という言葉も耳にするようになりました。
この「フィジカル・ディスタンシング」とは何でしょうか?
フィジカル・ディスタンシングとは?
英語:physical distancing
日本語訳:身体的、物理的距離をとる
意味:身体的距離の確保
ソーシャルディスタンスは、家族や身近な関係の人と社会的に距離をとる、社会的に関係を断つ、孤立するという印象が少なからずあります。
「フィジカルディスタンシング」は、あくまで物理的な距離であることを示し、WHO(世界保健機関)が推奨する言葉でもあります。
withコロナと言われる今、「フィジカルディスタント、フィジカルディスタンシング」は必要な言葉なのかもしれませんね。
「国民の実感と乖離」などニュースの見出しなどで目にする「乖離」は何と読むのでしょう?
「乖離」とは
読み方:かいり
意味:背き離れること、
使い方・例文:「国民の意思と乖離した政治」
英語では「separation」
「乖離」と「解離」の違いとは?
どちらも読み方は「かいり」同音異義語です。「乖離」の「乖」は背く、逆らうの意味をもち、「離」ははれるという意味です。「解離」は「解き離れる」という意味。
つまり、「乖離」は結びつきの強い物事が離れてしまうこと、
「解離」はもともと一つだったものがバラバラに解け離れるという違いがあります。
「竹箆返し」は何と読むでしょうか?
答え・・・
「しっぺがえし」です。
意味:すぐに仕返しをすること
使い方・例文:「竹箆返しを食らう」
語源・由来:
「竹箆」は禅宗で座禅の際に戒めとして用いる法具で、割った竹でできた細長い板状のもの。
竹箆を打つ側の修行僧が、打たれる側にもなることから、同じことをやり返されるということから「竹箆返し」となったとか。
もとは「竹箆返し」は「しっぺいがえし」といい、「しっぺがえし」はその音変化から。
英語では「retaliating」
「強」は「強(つよ)い」や「強弱」の「きょう」と読みますが、
「強ち」と書くと何と読むでしょうか?
強ちとは?
読み方:あながち
意味:「必ずしも○○ではない」という否定
類語:「必ずしも」「まんざら」「一概に」
使い方・例文:「彼の言うことは強ち間違ってはいない」
「この対策は穴だらけのようでいて強ち無駄ではなかった」
英語では「not necessarily」「not entirely」
ちなみに「強ち」のほかに「強い」と書くと
「つよい」以外に「こわい」とも読みます。
では、「強か」と書くと何と読むでしょうか?