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食べ物

トマトを漢字にすると?

身近な野菜とまと、ひらがな、カタカナで表記されてますが、漢字では何と書くのでしょうか?
調べてみると、トマトを表す漢字は5つもありました。

唐柿(からがき、とうし)
蕃茄(ばんか)
小金瓜(こがねうり)
赤茄子(あかなす)
珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)

それぞれの由来をご紹介いたします。
「唐柿」
海外の意味の「唐」と、見た目が「柿」に似ていることから。
とまとは中国経由で日本に入ってきたのですが、当時は「唐柿」と言っていたようです。

「蕃茄」
中国語で、とまとのことを「蕃茄」と表し、中国から入ってきた漢字のようですが、「蕃」は外国という意味、「茄」はナス(とまとはナス科)で外国(西洋)からきたナスっということでしょうか。

「小金瓜」
小金色の瓜という見た目から。

「赤茄子」
見た目の色と形から。

「珊瑚樹茄子」
実がなる様子を言い当てた漢字から。

海外から入ってきたトマトですが、色、形と表す漢字が面白いですね。

ちなみに生産量日本一は熊本県、二位は北海道、三位は茨木県(2017年)です。

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食べ物

バラ、薔薇、肋?

今回は美味しいお肉のお話です。
スーパーで見かける肉の表示「バラ肉、小間切れ(細切れ)、切り落とし」
この違いはどこにあるのでしょう。
お肉好き、料理好きの方なら、既にご存じの方も多いかもしれませんね。

先ず「バラ肉」⇒漢字だと「肋肉

あばら骨(肋骨)周辺の肉のことを指します。
赤身脂身と三層になっているので、「三枚肉(さんまいにく)」ともいいます。
そしてあばら骨付きは、「スペアリブ」と呼ばれます。
バラ肉のバラは、あばらの「あ」がとれたことに由来するのですね。

次に「小間切れ細切れ」ですが、どちらも「こまぎれ」です。
たいてい乱雑にトレーにパックされていますが、ロースやバラなどを整形するときに出る切れ端です。なので大きさが不揃いだったり、部位も色々入っています。

そして「切り落とし」ですが、こちらは特定の部位の切れ端を集めたものです。
なので、こま切れと違い「豚肩切り落とし」「豚もも切り落とし」等と、部位ごとにパックされています。

ちなみに薔薇肉というものもにはあるようで、ローストビーフや生ハムなどで模した薔薇だそうです。まさに美味(美しい味)肉ですね!

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食べ物

「鰐」に「梨」でアボカド、では「彌猴」に「桃」は?

様々なフルーツが店頭に並んでいますが、特に秋になると種類が豊になりますね。
でもそのフルーツ、果物は、カタカナで表記されているものがほとんど。
普段目にするフルーツを漢字表記したらどうなるのか、今回は果物の名前についてご紹介いたします。

先ずはアボカド⇒鰐梨(わになし)

和名を鰐梨(わになし)といい、その表皮がの皮に似ていることが由来とされているとか。

カシス⇒黒酸塊(くろすぐり)

和名を黒酸塊(くろすぐり)といい、「カシス」は仏名。

オレンジ⇒甘橙(あまだいだい)

果実を表す「」が、甘い果実の意味で「甘橙」と呼ばれるようになったのですね。

パイナップル⇒凰梨(ほうり)

和名を凰梨(ほうり)といい、パイナップルは英語で、形がpine(松ぼっくり)で、味はapple(林檎)が由来らしいのですが、中国語の漢字で日本に入り、今に至るとか。

キウイ⇒彌猴桃(びこうとう)、鬼木天蓼(おにまたたび)、支那猿梨(しなさるなし)

キウイは、もとは中国原産の果樹で、ニュージーランドに持ち込まれ改良されたものだとか。「彌猴」はアカゲザルを指し、猿が好んで食べる果実だったことに由来しているとか。

フルーツの和名は、馴染みがないものも、由来を知ると納得ですね。

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動物 食べ物

卵と玉子どっち?

「たまご」を漢字で書くと「」と「玉子」ですが、その違いは何でしょうか?

一般的には、「卵」は、生物学的な意味とし使われ、

「玉子」は、食材として使われています。

食用のたまごは、鶏のたまごが主なので、

カエルや、魚、虫のたまごは「玉子」ではなく「卵」となります。

また「医者のたまご」の様な表現は、たまごから孵化して大きく成長する比喩なので、「医者の卵」となり、「医者の玉子」とはならないのですね。

ちなにみ、「卵」の古名は、「殻の子(かひのこ)」といいます。

そして「かいこ」「かいご」と変化し呼ばれるのですが、「(かいこ)」と混同するため、「玉の子」と呼ばれるようになったらしいのです。これが「玉子」の由来とされている様です。

その「玉子」は、鳥類の殻に包まれた丸い玉を指していていたので、「玉子」=「鳥のたまご」となったとか。

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