水雲、海雲、海蘊、藻付はどれも同じ読み方をします。
さて何と読むでしょうか?
読み方:もずく
春から初夏にかけよく育つ「もずく」酢の物などでおいしくいただける食べ物
「もずく」の由来:
ホンダワラなどの褐藻類にからまって育つことから、
藻に付く「藻付く」ということが由来といわれています。
ちなみに「海蘊」の「蘊」は仏教用語で、「うん、たくわ(える)」と読みます。
意味は、積み集められたもという意味です。
「新仔」とは?
読み方:しんこ
意味:養殖のうなぎの中で、1年経たない若いウナギのこと。
いわば、うなぎの新物で初夏に出回ります。
養殖の場合、1年未満で出荷サイズに成長するウナギですが、
その中でも一際(ひときわ)成長が早いうなぎが「新仔」と呼ばれます。
ちなみに天然のうなぎの場合、ゆっくりと成長するため、成体になるのには3~5年かかるといわれます。
土用の丑の日、新仔鰻をいただいてみたいですね。
キウイはキウイフルーツのことですが、漢字で表すと?
彌猴桃(びこうとう)
鬼木天蓼(おにまたたび)
支那猿梨(しなさるなし)
「彌猴」の由来:
「彌猴」はアカゲザルを指し、猿はが好んで食べる果実の意味
キウイは、もとは中国原産の果樹で、別名を「チャイニーズ・グーズベリー」といいます。
ニュージーランドに持ち込まれ、改良し、アメリカへ輸出する際
「キウイフルーツ」と名付けられました。
では、マンゴーを漢字にすると?
世界三大果物(フルーツ)、世界三大美果のマンゴー、マンゴスチン、チェリモヤ。それらには異名をもつものがあります。その異名についてご紹介します。
「果物の女王」とは?
・・・マンゴスチン
果肉はとても柔らかく、味は強い甘みとさわやかな酸味が上品
皮は染料に使われるほど強い赤い色素があります。
この色素の強さのために、調度品が汚れる恐れがあり、持ち込みを禁止するホテルもあるそうです。
由来:イギリスのビクトリア女王が好んでいた果物だったため
「アイスクリームの木、森のアイスクリーム」とは?
・・・チェリモヤ
果肉は柔らかく、味はカスタードクリーム、バニラ、パイナップルのような甘みと言われる。
由来:その実の柔らかさと甘さから
アメリカでは「カスタードアップル」、ペルーでは「冷たい乳房」と呼ばれています。
次は、世界三大美果ではありませんが・・・
「果物の王様」とは?
・・・ドリアン
その匂いは強烈であり、味は濃厚なバナナのようにクリーミー
その匂いのため、持ち込みを禁止する飛行機やホテルもあるそうです。
由来:諸説ありますが、ドリアンはとても高価で、栄養豊富な果物だったことから
その昔「王様の果物」とも呼ばれていたことが由来
アスパラガスを漢字にすると?
竜髭菜
読み方:アスパラガス
由来:アスパラガスの葉が龍の髭ににているため
アスパラガスという和名は英語のasparagoidesが由来
漢名は「石刁柏(せきちょうはく)」ともいいます。
他にもアスパラガスは和名があり
阿蘭陀(和蘭)雉隠(オランダキジカクシ)、
阿蘭陀(和蘭)独活(オランダウド)、
松葉独活(マツバウド)ともいいます。
由来:キジが隠れるほど、成長すると細かく切れた葉に見える枝が生い茂るため
ちなみに、アスパラガスが日本に入ってきたのは江戸時代、当時は観賞用でした。
明治の頃に食用とされ、本格的な栽培は大正時代から。
また「アスパラギン酸」というアスパラガスから発見され命名された栄養成分もあります。
では、海鼠は何と読む?