ナッツは普段カタカナで書くことが多いですが、
実は中国語などでは漢字表記があり、日本語でも一部は漢字で書くことがあります。
たとえば
- カシューナッツ
- ピスタチオ
- マカダミアナッツ
- クルミ
などには、それぞれ漢字表記があります。
しかし多くは外国語の音を漢字で表した当て字や、中国語由来の表記のため、意外と読めない難読漢字になっています。
この記事では、ナッツ(種実類)の
- 漢字表記
- 読み方
- 名前の由来
を、わかりやすく紹介します。
ナッツ(種実類)とは
ナッツとは、木の実や種子を食用にしたものの総称です。
日本では種実類とも呼ばれます。
ナッツには
- 良質な脂質
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
などが豊富に含まれており、健康的な食品として世界中で食べられています。
ナッツの難読漢字一覧

まずは代表的なナッツの漢字を一覧で見てみましょう。
| ナッツ名 | 漢字表記 | 由来・補足 |
|---|---|---|
| カシューナッツ | 腰果 | 中国語表記。実の形が腰のように曲がって見えることから。 |
| ピスタチオ | 開心果 | 殻が割れて笑った口のように見えることから「楽しい実」の意味。 |
| ヘーゼルナッツ | 榛の実 | 榛(はしばみ)の木の実。日本にも自生する植物。 |
| マカダミアナッツ | 夏威夷豆 | ハワイ(夏威夷)で栽培されたことから付いた中国語名。 |
| クルミ | 胡桃 | 西方(胡)から伝わった桃のような実という意味。 |
| 松の実 | 松子 | 松の種子。主に中国語表記。日本語では「松の実」と書く。 |
| カカオ | 加加阿 | 音を漢字で表した古い当て字。現在はほぼ使われない。 |
※「腰果」「開心果」「夏威夷豆」「松子」は主に中国語の表記です。
カシューナッツの漢字「腰果」

漢字
腰果
読み方
カシューナッツ
由来
カシューナッツは果実の下にぶら下がる形で実ります。
その形が人の腰のように曲がって見えることから、中国語で「腰果」と呼ばれるようになりました。
また、カシューナッツは名前に「ナッツ」とつきますが、
実際にはカシューフルーツの種子の部分を食べています。
ピスタチオの漢字「開心果」

漢字
開心果
読み方
ピスタチオ
由来
ピスタチオは成熟すると殻が自然に割れます。
その姿が笑っている口のように見えることから、中国では「開心果」と呼ばれています。
「開心」は
「心が開く」「楽しい」という意味です。
ヘーゼルナッツの漢字「榛の実」

漢字
榛の実
読み方
ヘーゼルナッツ
由来
「榛」は日本にも自生する木の名前です。
つまりヘーゼルナッツとは
榛の木の実という意味になります。
ヨーロッパでは古くから食べられており、
チョコレートやスプレッドなどにもよく使われています。
マカダミアナッツの漢字「夏威夷豆」

漢字
夏威夷豆
読み方
マカダミアナッツ
由来
「夏威夷」は漢字でハワイを表す言葉です。
マカダミアナッツはオーストラリア原産ですが、
ハワイで広く栽培されたことからこの名前が使われるようになりました。
クルミの漢字「胡桃」

漢字
胡桃
読み方
くるみ
由来
「胡」は古代中国で西方の国々を指す言葉です。
つまり胡桃とは
西方から伝わった桃のような実という意味になります。
クルミは世界中で食べられているナッツのひとつです。
松の実の漢字「松子」

漢字
松子
読み方
まつのみ
由来
松子とは松の木の種子のことです。
なお、日本語では通常 「松の実」 と書き、
「松子」は主に中国語の表記として使われます。
中華料理や韓国料理ではよく使われる食材で、
お粥やデザートなどにも利用されています。
カカオの漢字「可可阿」

漢字
可可阿
読み方
カカオ
由来
カカオという名前は、中南米の古代文明で使われていた
ナワトル語の 「cacahuatl(カカワトル)」 に由来するといわれています。
その言葉がヨーロッパに伝わり、現在の cacao(カカオ) という名前になりました。
なお、可可阿は、
- 加(カ)
- 加(カ)
- 阿(オ)
と音を漢字で表した当て字です。
ただし、この表記は現在ではほとんど使われない古い表記です
補足
カカオ豆を焙煎して砕いたものはカカオニブと呼ばれます。
カカオは中国語では 可可 と書き、
カカオ豆は 可可豆 と表記されることがあります。
ナッツの漢字が難しい理由
ナッツの漢字が読みにくいのは、
多くが外国語の音を漢字で表した当て字だからです。
また、中国語由来の表記も多く、
日本では普段カタカナで書かれるため、
漢字を見る機会が少ないことも理由の一つです。
食べ物の難読漢字は意外と多い
ナッツに限らず、食べ物には独特な漢字表記がたくさんあります。
たとえば
などは、普段はひらがなやカタカナで見ることが多いものの、漢字で書くと一気に難しく感じる言葉です。
こうした漢字を知っておくと、いつも何気なく食べている食べ物も、少し違った見方ができるかもしれません。
漢字の意味や由来をたどってみるのも、なかなか面白いものです。
まとめ
ナッツには次のような漢字表記があります。
- 腰果(カシューナッツ)
- 開心果(ピスタチオ)
- 榛の実(ヘーゼルナッツ)
- 夏威夷豆(マカダミアナッツ)
- 胡桃(クルミ)
- 松子(松の実)
- 可可阿(カカオ)
普段カタカナで見る食べ物も、
漢字で書くと意外と読めないものが多いですね。
食べ物の漢字には、名前の由来や文化の歴史が隠れているのも興味深いところです。


























