...私は全く凡下(ぼんげ)な執着に駆られて齷齪(あくせく)する衆生(しゅじょう)の一人に過ぎない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...また今にして早くそを知らむとする程小成の満足に齷齪(あくせく)たるものに非ざる也...
石川啄木 「閑天地」
...齷齪(あくせく)と糧を争ふ十万の市民の...
石川啄木 「漂泊」
...家庭の事にのみ齷齪(あくせく)として...
大隈重信 「夫婦共稼ぎと女子の学問」
...そんなことを言つたつて何うせ死ぬのではないか何うせあと十年か二十年の命ぢやないかかう言つて常に齷齪と暮してゐる人間を罵つたり笑つたり苦々しく思つたりしてゐるが――そこにかれの死に対する考へ方がはつきりと出てゐるが...
田山録弥 「正宗君について」
...この女のために……まさしくこの女のためのみに齷齪(あくせく)思っている間に...
近松秋江 「黒髪」
...わたしはそれ以来ずっとテルソン商社の他(ほか)の事務にばかり齷齪(あくせく)していたのです...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...何ぞ必らずしも区々常規の中に齷齪(あくさく)するのみならんや」...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...少しも近代生活の齷齪(あくせく)したさまがなく...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...虚名のために齷齪(あくせく)しているのに比して...
永井荷風 「深川の散歩」
...沢庵(たくあん)の尻尾(しっぽ)を噛(かじ)って日夜齷齪(あくせく)するにもかかわらず...
夏目漱石 「マードック先生の『日本歴史』」
...かく考えると齷齪(あくせく)として...
新渡戸稲造 「自警録」
...裁縫やら子供の世話やらに齷齪(あくせく)することとなりたるぞ...
福田英子 「妾の半生涯」
...余り齷齪(あくせく)と勉強して上手になり過ぎ給ふな...
正岡子規 「墨汁一滴」
...朝から齷齪(あくせく)してゐるのだが...
正宗白鳥 「素材」
...學士に少しのやま氣と名聞(みやうもん)に齷齪(あくせく)するといふ風があツたならば...
三島霜川 「解剖室」
...齷齪(あくせく)としてこれを拾ってあるくためであった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...そう齷齪(あくせく)と...
吉川英治 「新書太閤記」
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