...今日七十二歳の高齡に達しても...
會津八一 「少年少女におくる言葉」
...齡ア四十一だべえが...
石川啄木 「赤痢」
...しかし年齡と共にそれは全く失はれた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...その頃から同君は年齡よりはずつとふけて見える顏つきだつたが...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...妙齡のブリセーイスに我觸れず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...背丈が(恐らく年齡も)恐ろしく不揃ひで...
中島敦 「環礁」
...年齡の距(へだた)りを越えて相應(ふさは)しい内儀です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男の七十七といふ年齡がこんな風貌になるものなのかと...
林芙美子 「旅人」
...これを職掌(しよくしよう)の醫道(いだう)の妙(めう)にも我(わ)が天授(てんじゆ)の齡(よは)ひは何(ど)うもならず...
樋口一葉 「經つくゑ」
...年齡は二十に達してゐるのに...
正宗白鳥 「吉日」
...さういふ年齡の僕などには思ひもよらない贅澤であつた...
室生犀星 「京洛日記」
...所謂「五郎作兄」は年齡より推すに...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...實際年齡のせゐで...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...元日明治生れの僕ぐらゐな年齡の者にとつて...
吉川英治 「折々の記」
...聯珠の名人高木樂山氏は、自分の年齡を、他の新鋭な競爭者に告げたことがない...
吉川英治 「折々の記」
...その年齡に應じて...
吉川英治 「折々の記」
...齡七十になんなんとしながら...
吉川英治 「折々の記」
...父の四十二の時の誕生だと云ひますから齡もたいへん違つてゐたのです)が紋附を着て...
若山牧水 「樹木とその葉」
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