...「昨晩、隣の部屋から鼾声が聞こえて全然寝られなかった...
...「彼の鼾声はうるさいけれど、慣れてしまった...
...「新婚旅行で一緒に寝たけど、相手の鼾声がうるさくて全然眠れなかった...
...「父親の鼾声は大きくて聞こえる距離が遠くても起こされることがある...
...「自分でも鼾声がうるさいのを自覚しているけど、改善する方法がわからない...
...さかんな鼾声(いびき)を終宵(よもすがら)聞かせたのだそうです...
夏目漱石 「行人」
...気楽そうに見える叔父はそのうち大きな鼾声(いびき)をかき始めた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...朗らかな鼾声をあげて眠っている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...やがて更行くまゝにそこらに鼾声グウ/\と起る...
二葉亭四迷 「旅日記」
...すると、その鼾声は、それと全く同時にピタリと止つた...
牧野信一 「奇友往来」
...ほんとうに雷のやうなと形容したい猛烈な鼾声が...
牧野信一 「心象風景」
...鼾声や寝言がやはり左様な山彦となつて飛び交ふ有様を想像しながら眠つた...
牧野信一 「沼辺より」
...食訖(おわ)って仮寝(うたたね)する鼾声夥しきを訝(いぶか)り...
南方熊楠 「十二支考」
...母は父の鼾声の高くなったこのごろ...
横光利一 「旅愁」
...目星をつけた侍の鼾声(いびき)がする...
吉川英治 「剣難女難」
...そして眠ることになると実に屈託のない鼾声(いびき)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...主将玄蕃允盛政(げんばのじょうもりまさ)の鼾声(かんせい)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...すると、鼾声がやんだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...さも心地よげな鼾声(いびき)が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...撲りつけても眼を醒(さ)ましそうもない大鼾声(おおいびき)をかいているのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...酒はこいつが飲んだのだな――と思うとその鼾声に腹が立つ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...次の間に誰やらの鼾声(いびき)が聞える...
吉川英治 「宮本武蔵」
...……かすかな鼾声(いびきごえ)になってゆく...
吉川英治 「宮本武蔵」
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