...鼻風邪をひいているので、食欲が落ちる...
...寒さで鼻風邪を引いてしまった...
...この時期は鼻風邪が流行る...
...鼻風邪だと匂いがわからなくなるから、食べ物がマズく感じる...
...子どもが鼻風邪をひいたら、塩水で洗浄すると良いと聞いた...
...土地で引いた鼻風邪の話をしたに過ぎなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...鼻風邪を引いたというのだったが...
橘外男 「葛根湯」
...お蔭で家内中順々に風邪を引き女中たちまで倒れる始末ですが私と雪子ちゃんだけはどうやら鼻風邪の程度で済んでいます...
谷崎潤一郎 「細雪」
...粥(スクルージは鼻風を引いていた)の小鍋は炉房の棚の上にあった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...パーヴェル・パーヴロヴィチがまた鼻風邪をおひきになったわよう」と...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...「鼻風邪だっても油斷はなりませんよ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それに鼻風邪なんか引いてやあしませんよ!」とパーヴェル・パーヴロヴィチは夫人の後ろ姿へ向けて叫んだが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...またある者は鼻風邪を引いていて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...鼻風邪位にしか利かない下らない売薬だつたと...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...鼻風邪なんか安い資本(もと)ですぜ」「それでどうした」「その小僧は何もかもしゃべってしまいましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山師坊主の祈祷で鼻風邪か何んか癒つてから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻風邪を引いたくらゐの心持になるんだが」「呆(あき)れた野郎だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻風邪を引いた位の心持になるんだが」「呆(あき)れた野郎だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鼻風邪をひいたような顔をしていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...十月十日(木曜)十時起き、入浴、少々鼻風邪だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これは一種特別な気味の悪い鼻風邪で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...例のくしゃみをしたときに鼻風邪をひいたとみえ...
山本周五郎 「似而非物語」
...その腥(なまぐ)さい鼻風(びふう)は砂礫(されき)を飛ばし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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