...繊毛運動で鼻糞を排出する...
...或いはもうこれ以上折れないというほど小さく折り畳みて鼻糞大にしてしまうものあり...
海野十三 「発明小僧」
...上人はその一刹那鼻糞は鼻の孔から取り出して来たものだといふ事を思つた...
薄田泣菫 「茶話」
...鼻糞をくッつけたりするんだもの」此の問答をきいて...
谷崎潤一郎 「少年」
...鼻糞や唾吐(つばき)のついた饅頭だのを畳へばら/\振り撒くと...
谷崎潤一郎 「少年」
...耳垢をため、鼻糞をため、肱や膝はざらざらです...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...俺は鼻糞をほじくりながら...
豊島与志雄 「神棚」
...あんな鼻糞のようなものが...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...手の垢(あか)や鼻糞(はなくそ)を丸めて丸薬(がんやく)を作って...
夏目漱石 「思い出す事など」
...鼻糞(はなくそ)ほどだが香奠まで添えて持って来た八五郎だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鼻糞(はなくそ)程だが香奠まで添へて持つて來た八五郎だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...熊の膽(ゐ)だか鼻糞(はなくそ)だか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻糞(はなくそ)を掘つて八方へ飛ばす奴と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻糞(はなくそ)ほどの香奠を月番の老爺に屆けさせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻糞(はなくそ)ほどの香奠を月番の老爺に届けさせて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...両親のなきあと酒造る父祖の業をほしいまゝに廃(や)めてその産を使い果たせし我なれば早く別れてあの世に在(い)ます父母におわびのよいみやげ鼻糞と同じ太さの十二円これが偉勲のしるしなりけり妻の死と「すえこざさ」の命名昭和三年二月二十三日...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
......
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...徳永の鼻糞まろめ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...無意識に鼻糞(はなくそ)をほじっていた...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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