...その著名な作家は、この小説の鼻祖として知られている...
...オリンピックは古代ギリシャの競技会の鼻祖とされています...
...プログラミングにおいて、コンピュータの発展に大きな貢献をしたFORTRAN言語は、数値演算処理の鼻祖と言われています...
...この冠動脈ステント留置手技は、冠動脈形成術の鼻祖であり、狭窄部位にステントを留置することで再狭窄を予防します...
...宗教改革の始まりとされるマルティン・ルターの『九十五箇条の論題』は、プロテスタントの教理の鼻祖となった...
...そこでその後に生れた社会主義の鼻祖と言はれるシヤルル・フーリエは更に一歩を進んで...
石川三四郎 「半農生活者の群に入るまで」
...淹茶(だしちゃ)――茶道の鼻祖陸羽――三代の茶に関する理想――後世のシナ人には...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...八世紀の中葉に出た陸羽(りくう)(三)をもって茶道の鼻祖とする...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...」鼻祖と言いかけて...
太宰治 「乞食学生」
...そしてロシア文学の鼻祖プウシキンあたりが自然主義を輸入したと言つてゐるが...
田山録弥 「エンジンの響」
...彼等は本木を近代日本印刷術の「鼻祖」といひ「始祖」と書いてゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...日本版畫の鼻祖司馬江漢も「春波樓筆記」のうちに誌した...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...デカルトは普通そうした意味に於ける近世哲学の鼻祖とされている...
戸坂潤 「科学論」
...近代的エッセイの鼻祖であるモンテーニュなどがそうだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...主観の内にその位置を持つ(後にアリストテレスはこの点からゼノンを弁証法の鼻祖だと書いている...
戸坂潤 「辞典」
...『江戸名家墓所一覧』の一書を著せし老樗軒(ろうちょけん)の主人を以てまづはその鼻祖ともなすべきにや...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...ただポーが探偵小説の鼻祖であるためと...
平林初之輔 「日本の近代的探偵小説」
...中納言が落語の鼻祖で...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...元和(げんな)九年安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)筆でわが邦落語の鼻祖といわるる『醒睡笑』巻一に「人啖(く)い犬のある処へは何とも行かれぬと語るに...
南方熊楠 「十二支考」
...信階はこの新しい家の鼻祖となつたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その二百二十三わたくしは池田京水の祖先を説いて鼻祖より京水の養父錦橋に至つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...Stoa 派の鼻祖 Zeno は來歴不明の人であるが...
森鴎外 「古い手帳から」
...同氏をこの流行の鼻祖(びそ)とするという一説もある...
柳田国男 「雪国の春」
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