...このメガネの鼻梁が痛い...
...彼女は厚い鼻梁がある...
...鼻梁の形によって、メガネの掛け口の角度が違うことがある...
...マスクが鼻梁に食い込んでつらい...
...彼は鼻梁が高くて顔立ちが美しい...
...眼の廻る様な奴を鼻梁にがんとくれて逃(かす)んだのよ...
有島武郎 「かんかん虫」
...お前の鼻梁も中々美しいよ...
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」
...同様にして彼等の一風変った眼や、平な鼻梁や、より暗色な皮膚が、我々に彼等を皆同じように見させる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...上瞼をかこむたるみや鼻梁や...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...鼻梁(びりょう)の両側に静脈が青く透いていたりして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鼻梁骨の在りかが皮膚の下から微(かす)かに見えている...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...メネラオス走りかゝりて敵將の 615鼻梁のはしを眞向に骨打ち碎く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...覗(のぞ)き鼻の鼻梁(びりょう)が...
徳田秋声 「仮装人物」
...鼻梁(はなばしら)を横に切られた折助の一人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼だけは爛々(らんらん)として輝くものがあるのに、鼻梁は落ち、顔面はただれ、その上に蛆(うじ)が湧いている...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしたってんだ」乾は手拭いをしぼって鼻梁にあてながら...
久生十蘭 「金狼」
...通った鼻梁(はなばしら)...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...鼻梁(はなすじ)が通り...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...鼻梁(びりょう)やや人に近く...
南方熊楠 「十二支考」
...鼻梁(びりょう)が軽く鷲(わし)の嘴(くちばし)のように中隆(なかだか)に曲っている...
ハンス・ランド Hans Land 森鴎外訳 「冬の王」
...第一に眼に付いたのは彼女の鼻梁(はなすじ)であった...
夢野久作 「少女地獄」
...その中間の鼻梁(びりょう)を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...大きな鼻梁(びりょう)が...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索