...このメガネの鼻梁が痛い...
...彼女は厚い鼻梁がある...
...鼻梁の形によって、メガネの掛け口の角度が違うことがある...
...マスクが鼻梁に食い込んでつらい...
...彼は鼻梁が高くて顔立ちが美しい...
...眼の廻る様な奴を鼻梁にがんとくれて逃(かす)んだのよ...
有島武郎 「かんかん虫」
...お前の鼻梁も中々美しいよ...
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」
...ドッチも鼻梁(はなっぱり)の強い負け嫌いの天狗同志だから衝突するのは無理はない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...上瞼をかこむたるみや鼻梁や...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...鼻梁(びりょう)は太く長いが...
高村光太郎 「九代目団十郎の首」
...鼻梁(びりょう)の両側に静脈が青く透いていたりして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鼻梁隆起して何となく凸様の顔面をなし候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...鼻梁(びりょう)隆起...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...あの鼻梁(びりょう)などは素晴しいには違いございませんが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どす黒く皮膚の色が変色し、また赤黒い斑紋が盛り上つてやがて結節がぶつぶつと生えて、それが崩れ腐り、鼻梁が落ち、その昔美しかつた頭髪はまばらに抜け、眼は死んだ魚のそれのやうに白く爛れてしまふ...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...血を吹きそうな広い額のまン中からぐいと隆起した鼻梁(びりょう)が...
本庄陸男 「石狩川」
...通った鼻梁(はなばしら)...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...鼻梁(びりょう)やや人に近く...
南方熊楠 「十二支考」
...4290楽長蠅の嘴、蚊の鼻梁...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...蠅の嘴、蚊の鼻梁...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...鼻梁(びりょう)が軽く鷲(わし)の嘴(くちばし)のように中隆(なかだか)に曲っている...
ハンス・ランド Hans Land 森鴎外訳 「冬の王」
...第一に眼に付いたのは彼女の鼻梁(はなすじ)であった...
夢野久作 「少女地獄」
...その中間の鼻梁(びりょう)を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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