...* * *くさくさの式も首尾好く終って鼕々(とうとう)と打鳴らす太鼓の音を合図に...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...時に鼓聲の鼕々たるを聞く...
大町桂月 「北總の十六島」
...鼕々(とうとう)と昇り来りし初日かな十二月十三日 草樹会...
高浜虚子 「五百五十句」
...その銀色の大樽を倒(さか)しまにしたような水が鼕々(とうとう)として落ちているので...
田中貢太郎 「蛇怨」
...四里を隔てゝ鼕々(とうとう)と遠雷の如く響(ひび)くのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...鼕々(とうとう)という水音にふと面を上げて見ると...
吉川英治 「剣難女難」
...鼕々(とうとう)と陣歌を揚げさせて...
吉川英治 「三国志」
...鼕々(とうとう)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...鼕々(とうとう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...鼕々(とうとう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...陣鼓(じんこ)鼕々(とうとう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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