...音楽隊で鼓手を担当している...
...ジャズバンドの鼓手が上手い...
...ロックバンドの鼓手になるのが夢だ...
...タイコを叩く鼓手の技術は素晴らしい...
...吹奏楽部には鼓手が多い...
...聊爾(れうじ)なりや「アアメン」とうしろに笑ふ、わが隊の鼓手...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...そこでフランスのある少年鼓手のために殺されていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...侏儒(しゅじゅ)は連隊の鼓手長を崇拝する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ひとりの鼓手が短剣で刺された...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...兵士のを鼓手と言い...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一枚一枚めくつてゆくうちに 少年太鼓手 といふ表題が目についてそこを読みはじめた...
中勘助 「銀の匙」
...挿絵をみると主人公の太鼓手は撥(ばち)をあげて胸にかけた太鼓をうちながら後れる味方をしりめにかけて進んでゆく...
中勘助 「銀の匙」
...平生人からばかにされてばかりゐる太鼓手はいつか自分になつてしまひ...
中勘助 「銀の匙」
...喇叭手・鼓手・軍楽隊に依って得られるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その隊伍の真っ先に、旗手、鼓手の兵を立て、続いてすぐ後から、一頭の青驪(せいり)にまたがって、威風あたりを払ってくる人がある...
吉川英治 「三国志」
...「はっ」と、鼓手は揃って、退(ひ)け――! の銅鑼を打ち鳴らした...
吉川英治 「三国志」
...拝賀、礼杯(れいはい)の儀式もすすみ、宴楽の興、ようやくたけなわとなった頃、楽寮の伶人や、鼓手など、一列となって堂の中央にすすみ、舞楽を演じた...
吉川英治 「三国志」
...朝堂の御賀(ぎょが)には、楽寮の役人はいうまでもなく、舞人鼓手もみな、浄らかな衣服を着るのに、汝、何ゆえに汚れたる衣をまとい、あたりに虱(しらみ)をふりこぼすぞっ」さだめし顔をあからめて恥じるかと思いのほか、禰衡はしずかに帯を解きはじめて、「そんなに見ぐるしいか」と、ぶつぶつ云いながら、一枚脱ぎ、二枚脱ぎ、ついに、真ッ裸になって赤い犢鼻褌(ふんどし)一つになってしまった...
吉川英治 「三国志」
...螺手(らしゅ)鼓手が立って全員に指揮合図を下す...
吉川英治 「三国志」
...虎衛軍(こえいぐん)五万、槍騎隊三千、儀仗一千、戦車、石砲、弩弓手(どきゅうしゅ)、鼓手、螺手(らしゅ)、干戈隊(かんかたい)、鉄弓隊など四団八列から鶴翼(かくよく)にひらき、五行に列し、また分散して鳥雲の陣にあらたまるなど、雄大壮絶な調練があった後、曹操は、桟敷(さじき)の下へ馬を返してきた...
吉川英治 「三国志」
...鼓手(こしゅ)、邏卒(らそつ)、馬簾(ばれん)、軍監(ぐんかん)、乗り換え馬――小荷駄、物見、大荷駄(おおにだ)など、無慮七千五百騎ばかり、見る者をして頼もしさを抱かせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...その味方の中へ、秀吉はどっと馬を乗り入れ、「押太鼓、押太鼓」と、鼓手を励まし、また、「己れの額(ひたい)で、敵の胸いた、敵の背を、押し倒せ」と、叱咤、激越を極め、いつか彼自身も、槍隊先鋒の真ッ先に出ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...鼓手(こしゅ)をして...
吉川英治 「平の将門」
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