...子供が呼吸する度に罪惡の黴菌を吸ひ込むやうなものだ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...血の黴を泳ぎこしてゆくのが見える...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...プーンと黴(かび)の生えた匂いのする古い図書が何万冊となく雑然と積みかさねられてあったのである...
海野十三 「蠅男」
...床屋には禿頭(とくとう)病の黴菌が何十万...
太宰治 「人間失格」
...何一つ道具とてもない黴(かび)だらけの琉球畳(りゅうきゅうだたみ)だけが...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...八ヶ月ぶりだつた、草だらけ、埃だらけ、黴だらけだつた、その中にころげこんで、睡りつゞけた...
種田山頭火 「其中日記」
...その時でもまだ元の教室の部屋は大体昔のままに物置のような形で保存され黴(かび)とほこりと蜘蛛(くも)の囲(い)の支配に任せてあったので従ってこのS先生の手紙もずっとそのままに抽出しの中に永い眠りをつづけていた訳である...
寺田寅彦 「埋もれた漱石伝記資料」
...中には顎下腺炎(がっかせんえん)とかで死んだ祖母(ばあ)さんの手の迹(あと)だという黴(かび)くさい巾着(きんちゃく)などもあった...
徳田秋声 「足迹」
...黴(かび)の生えたお客様がいらしたよ...
徳田秋声 「爛」
...総じて政治的営利の黴菌に襲はれざるものなし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...遺伝性黴毒からきた黒内障(そこひ)ではないかと私は思った...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...黴と湿気と挨の臭がごつちやになつた...
平出修 「逆徒」
...黴あるものはその上皮を削去りて料理に用ゆべし...
村井弦斎 「食道楽」
...黴臭(かびくさ)いようなのは米利堅粉(めりけんこ)の湿気を受けたのです...
村井弦斎 「食道楽」
...敷き畳に青黴(あおかび)のはえていることなども...
山本周五郎 「山彦乙女」
...そこへ色々な黴菌がクッ付いて病気を起します...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...その薬を差上げながら動脈瘤の病源である黴毒を根治するために...
夢野久作 「冥土行進曲」
...自分の生命體を形づくる白血球は腐りかけてゐる傷口の黴菌をとゞめるため鬪爭を展開する...
吉川英治 「折々の記」
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