...啻(ただ)に学堂教務を統(す)ぶるのみならず学堂出身者の任命の詮衡(せんこう)及び進退黜陟(ちゅっちょく)等総てを委任するという重い権限で監督に任じた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...」内談洩れ近頃官公吏の任免黜陟や...
薄田泣菫 「茶話」
...官職の黜陟(ちゅっちょく)のごときは...
中島敦 「李陵」
...諸省府に時々(じじ)官員の黜陟(ちゅっちょく)あり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...官には黜陟(ちゅっちょく)・与奪(よだつ)の権あるゆえ...
福沢諭吉 「学校の説」
...私塾には黜陟・与奪の公権なきがゆえに...
福沢諭吉 「学校の説」
...その下等中の黜陟(ちゅっちょく)に心を関して昇進を求(もとむ)れども...
福沢諭吉 「旧藩情」
...或は人物を黜陟(ちゅっちょく)し或は禄制(ろくせい)を変革し...
福沢諭吉 「旧藩情」
...人殺しどころか人を黜陟(ちっちょく)したと云うこともなかった...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...もっぱらその人の手によって進退黜陟(ちゅっちょく)の鍵をにぎられている大主典の堀盛は...
本庄陸男 「石狩川」
...末広一雄君の『人生百不思議』に日本人は西洋人と変り神を濫造し黜陟(ちゅっちょく)変更するといった...
南方熊楠 「十二支考」
...また黜陟(ちゅっちょく)変更すと...
南方熊楠 「十二支考」
...大抵人民を苦しめた上は神をすら濫造黜陟する御威勢で...
南方熊楠 「十二支考」
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