「黒々」の意味
真っ黒な様子
「黒々」の例文(場面別)
- 日常会話彼の髪は黒々としていて、とても健康的に見える。
- 文学夜空は黒々と広がり、星が瞬いていた。
- ニュース火災現場からは黒々とした煙が立ち上っていた。
- ビジネスこの製品の外装は黒々とした仕上げで、高級感を醸し出している。
小説での「黒々」の使い方
...墨(すみ)黒々(くろぐろ)と...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...雪の中に黒々と立つ爺さんは...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それに三世紀以上の時代がついて黒々と古びてる具合は...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...壺一パイ詰つたのは黒々とした異樣な品物です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...黒々と鉄漿(かね)をつけた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...机の上の洋燈(ランプ)の笠(かさ)には彼女の名が黒々と書かれ...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...黒々とした波がうねって...
火野葦平 「花と龍」
...灰色っぽい丸太造りの百姓家がべた一面に黒々と群がっていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...波の間から黒々と頭をのぞかしているのを見ると...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...黒々とそびえ立つ槍岳をあおいだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...黒々と打ち続いた雑木林の繁みの間から流れ出して来るかのやうに...
北條民雄 「青い焔」
...頭髪も黒々と厚いのが無造作に束ねられてあった...
北條民雄 「いのちの初夜」
...新しいのと取換えられて違った狂歌が墨黒々と書いて在る...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...黒々と敵の先鋒中軍は通って行った...
吉川英治 「三国志」
...一部の兵馬が黒々とむらがり...
吉川英治 「私本太平記」
...「……あ?」と、そのうちに驚いたのは、それを簾(す)の外から見ていた桃井直常の方で、彼女自身は手の墨筆で、いきなりその地蔵菩薩の像を、綾十文字(あやじゅうもんじ)に、黒々と、なすりつぶしていたのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...行旅の列は黒々あるき出した...
吉川英治 「新書太閤記」
...黒々書いてある筆蹟はたしかに又四郎の書風にちがいありません...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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