...眼を床の紅楓(こうふう)黄菊(くわうぎく)の方へやりながら...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...眼を床(とこ)の紅楓黄菊(こうふうこうぎく)の方へやりながら...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...黄菊の束が捧げられてある...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...そこにもまた黄菊...
上村松園 「余齢初旅」
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高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...黄菊紫蘭の野辺とぞなりにける...
中里介山 「大菩薩峠」
...大宮の庭の名残りの黄菊紫蘭とも見え...
中里介山 「大菩薩峠」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
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長塚節 「長塚節句集」
...床(とこ)に活けた黄菊だのその後(うしろ)にある懸物(かけもの)だのを心のうちで品評していた...
夏目漱石 「行人」
...百草の花のとじめと律義(りちぎ)にも衆芳に後(おく)れて折角咲いた黄菊白菊を...
二葉亭四迷 「浮雲」
...その箱の前に秀真(ほつま)の鋳(い)たる青銅の花瓶の足三つ附きたるありて小き黄菊の蕾(つぼみ)を活(い)けあり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...時節の花の黄菊白菊が植込まれて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そちらの黄菊はいかがですか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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三好達治 「一點鐘」
...見事な味で、その他、鮪、豆腐、なめこ、黄菊、天麩羅(てんぷら)、生菓子、いくら等...
横光利一 「夜の靴」
...何処(どこ)の窓にも睦じい円居の人の夜話に黄菊の色の灯が点(とも)る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...瓶(へい)には黄菊が挿(い)けてある...
吉川英治 「日本名婦伝」
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